ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年3月 > 40代~60代の「副業」に関するトラブルの相談が急増中!
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記者資料提供(2025年3月27日)
地域協働局消費生活センター
先月末にSNSの広告で「簡単に稼げる」とうたう副業サイトに登録した。業者から連絡があり、最初は動画を視聴し、その証拠としてそのスクリーンショット(表示画面の記録写真)を相手に送ることで収入が得られると勧誘された。その後、指示されたとおり仮想通貨(暗号資産)で5万円分入金すると、儲けが出て10万円出金できた。
次に100万円を入金すると200万円出金できるはずができず「あなたが処理ミスをしたので修正に200万円かかる。」と言われたので入金した。さらに、「あと100万円あればお金を引き出せる」と言われので、お金を借りられるところを教えてほしい(既に多額の借金をしており借りられるところがない)。(50代・男性)
副業や内職に関する相談が増加しており、特に40代~60代で増加しています(前年比7割増)。
特に「コンサルタント料」や「違約金」などといった不明瞭な名目で100万円を超える高額な費用を次々に請求をされる場合もあり、中には500万円以上の支払いをしてしまったという深刻な事例も発生しています。
トラブルを避けたい場合は以下のポイントに注意しましょう。
他にも「初めは出金できることで信用させてから大金を振り込ませる」「費用を振り込めば出金できるようになる」といった手口に騙されて多額の入金をしてしまったという相談が多数寄せられています。
「すぐに返済できるから」と消費者金融に借金をする方法を指南される場合もあります。借金をしてまで契約することは避けましょう。
特定商取引法上の電話勧誘販売に該当する場合は、契約書などの法定書面の受領日から起算して8日間であればクーリング・オフができます。
また、契約書の交付がない場合は、いつでもクーリング・オフを事業者に対して行うことがきます。
適切なクーリング・オフの手続きを取ったとしても希望通りに応じない等で交渉が困難となる場合があります。初めから怪しい副業には手を出さない、安易に借金をしないことが重要です。
悪質商法や契約トラブルなど、不審な点や不安に感じることがある場合は、神戸市消費生活センターにご相談ください。
ご相談に対する助言、クーリング・オフに関する手続き方法の説明、専門機関の紹介など、解決に向けてお手伝いいたします。
神戸市消費生活センター
神戸市中央区橘通3年4月1日 神戸市立総合福祉センター5階
月曜日~金曜美 078-371-1221 または 188(消費者ホットライン)
土曜・日曜・祝日 188(消費者ホットライン)
※12月29日~1月3日は除く
月曜日~金曜日 9時~17時(来訪相談は16時30分まで※)
※お電話でご相談のあった方で来訪相談が必要となった場合のみ来訪相談の予約をお取りします。 まずはお電話でご相談ください。
土曜・日曜・祝日 10時~16時(188(消費者ホットライン)への電話相談のみ)
※12月29日~1月3日は除く
土曜・日曜・祝日は、独立行政法人国民生活センター(東京)につながります。
188(消費者ホットライン)は、携帯電話会社の通話料金定額サービス等でも別途ナビダイヤル料金が発生します。