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使用済みの使い捨てカイロを回収します!~中身の鉄粉を再利用する実証実験開始~

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エコノバロゴ

記者資料提供(2025年1月31日)
環境局資源循環課
 本市では、利用目的を明確に定めたうえでより効率的かつ高品質なリサイクルを進める「まわり続けるリサイクル」の取組を進めています。
このたび、ごみの減量・資源化を目的として、神戸市内のエコノバ(資源回収ステーション)で使用済みの使い捨てカイロを回収し、中身の鉄粉を資源として再利用する実証実験を開始します。

1. 実証実験の内容

回収期間:2025年2月上旬~5月下旬(予定)
回収場所:神戸市内のエコノバのうち、32か所
     ※回収場所と回収開始日は、下記チラシ参照
回収対象:使用済みの使い捨てカイロ(メーカーは問わない)
リサイクル方法:
回収したカイロは、連携先の小林製薬株式会社へ引渡し、小林製薬にて内容物と不織布袋に解体・分別を行い、内容物をアミタサーキュラー株式会社へ引渡します。その後、内容物中の鉄粉を還元処理することで鉄鋼製品の原料として生まれ変わります。

チラシ(使用済みの使い捨てカイロを回収するエコノバ一覧)(PDF:614KB)

2.エコノバとは

プラスチックを資源として回収し、「まわり続けるリサイクル」を実践するとともに、誰もが関わるごみ出しをきっかけに地域交流が生まれるコミュニティ拠点です。
【特徴】
・回収品目ごとに「何にリサイクルされるのか」「どのように分別すればよいか」を“見える化”
・資源循環への市民の意識を高め、高品質なプラスチックごみ(資源)を回収し、開館時間ならいつでも持込可能
・資源の持ち込みついでに、友人や知り合いとおしゃべりを楽しむことができる交流スペースも設置

(参考)本市での使用済みの使い捨てカイロの回収方法

本市では、使用済みの使い捨てカイロは、普段は「燃えないごみ」として回収しています。今回の実証実験では、エコノバで回収しているほかのプラスチック資源と同様に、施設の開館日であればいつでも持込みできます。