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記者資料提供(2025年7月4日)
教育委員会事務局学びの推進課
葺合高校では、大学・企業等との連携を生かし、特色ある高校の生徒による地域や世界の社会課題の解決に向けて文理横断的・探究的な学びを実践する「KOBE AL(アドバンスト・ラーニング)ネットワーク事業」に拠点校として取り組んでいます。
その一環として、「“Designing Future Society for Our Lives: Innovations in Technology”」をテーマに、世界各国の高校生が共通の課題について議論し解決策を提案する「高校生国際会議(The International Conference 2025 at Fuki“AI”)&総合的な探究の時間全体発表会」を開催します。
参加生徒が世界市民としての意識を高め、新たな価値観を共有し、確かな行動を起こす契機とする。
・日本と世界の高校生が、共通の課題について議論し、その解決策を検討することを通じて、互いに学びあう機会とする。
・KOBE ALネットワーク事業の拠点校である葺合高校が中心となり、課題研究に取り組んでいる共同実施校・連携校が互いに学びあう場を持つことで、ALネットワークのつながりをさらに発展する機会とする。
共同実施校:六甲アイランド高校、科学技術高校、神港橘高校、須磨翔風高校
海外姉妹校:台中市立台中第一高級中等学校(台湾)、ウエストボーングラマースクール(オーストラリア)
海外連携校:サバ高校(イラン)、二儀高校(韓国)、アベリャナ国際学校(フィリピン)
拠点校:葺合高校
2024年度の様子
日時:2025年7月14日(月曜)10時30分~16時、7月15日(火曜)10時30分~16時
場所:神戸市立葺合高等学校(神戸市中央区野崎通1年1月1日)
7月14日 <参加 拠点校、共同実施校、海外連携校>
午前:開会式、歓迎行事、等
午後:分野別プレゼンテーション・ディスカッション、総合的な探究の時間発表会、卒業生によるキャリア探究講話 等
分野 |
テーマ |
内容 |
第1分野 |
環境 |
都市部でのスマート農業を推進することで日本の農業を活性化するには? |
第2分野 |
教育 |
葺合高校におけるメタバースを利用した教育は、教室での経験をいかに改善するか。 |
第3分野 |
健康 |
AIチャットボットは、高齢者のメンタルヘルスの改善にどう寄与するか。 |
第4分野 |
人権 |
LGBTQ+ の人々の労働環境改善にマッチングアプリの活用がどのような効果を及ぼすか。 |
第5分野 |
メディア |
ソーシャルメディアの利用が政治に及ぼすネガティブな影響を最小化するには? |
7月15日(火曜)<参加 拠点校、海外連携校>
午前:学問探究、課題研究発表 等
午後:2025 International Conference&総合的な探究の時間全体発表会
基調講演
①金沢工業大学 大澤直樹 教授
教育分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)に積極的に取り組んでいる同大学において放電プラズマの応用を専門とされており、プラズマをコントロールした環境に優しい高電圧絶縁技術の開発や、空気・水の浄化技術の研究に取り組まれています。
②株式会社 オプティム ディレクター 山本大祐 様
IoT・AI・クラウド技術を活用した革新的なソリューションを提供するIT企業における医療部門の責任者として、AIを活用し医師・看護師などのお仕事のDX化に取り組まれています。
○閉会式等
※両日とも使用言語:英語、日本語
取材希望の場合は、事前に葺合高校へご連絡ください。
・参加者には配慮を要する生徒がおりますので、撮影やインタビューは教頭に確認のうえ行っていただきますようお願いいたします。
・取材に際しては、自社腕章の着用をお願いいたします。
WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業(2019年度~2021年度に文科省指定)で構築した高校・大学・企業等による連携を生かし、全ての市立高校の生徒が、地域や世界の社会課題の解決に向けた文理横断的・探究的な学びを実践する取組み。成果を共有し、行動を起こすための交流発表会や国際会議等を開催する。