ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年4月 > 相楽園の「オリジナル法被」「記念スタンプ」「錦鯉のエサやり体験」~神戸空港国際化、大阪・関西万博で神戸を訪れる人も「はっぴでHAPPY」 ~
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記者資料提供(2025年4月17日)
(公財)神戸市公園緑化協会、(一社)神戸市造園協力会
神戸空港の国際化や「大阪・関西万博」の開催に伴い、当園を訪れる観光客も増加する見込みであることから、日本庭園らしいおもてなしの強化の一環として、「相楽園オリジナル法被」を製作し、受付スタッフが着用するほか、お土産物として販売も開始します。また、相楽園のシンボルである正門などをデザインした記念スタンプを新たに設置します。さらに、外国人観光客にも人気の錦鯉を追加で放流し、あわせて「錦鯉のエサやり体験」のエサの袋に趣向を凝らすことで、相楽園ならではの体験の充実を図ります。
庭師の仕事着でもある法被を受付スタッフが着用することで、より日本庭園らしさを演出し、来園者を出迎えます。
厚手の木綿生地(十番天竺)を採用し、色は濃紺。背の縫製は縁起を担いだ背割れ仕様。背には白抜きで小寺家(相楽園の築造者)の家紋(庵木瓜)、襟と背には園名。
素材や仕様にこだわり、庭師が庭園の手入れをする姿をイメージしたシックなデザインに仕上げました。購入した法被を着て庭園を散策していただくこともできます。
※完売した場合は追加販売を予定しています。
着用イメージ
記念スタンプを作ってほしいという多くの来園者の要望を受け、2種類の記念スタンプを作りました。パンフレットや持参した手帳などに押して楽しんでいただけます。
設置日:2025年4月25日(金曜)
外国人観光客にも人気の明治時代の銭箱(ぜにばこ)で販売しているエサの袋を、100袋限定で錦鯉のおりがみができる仕様で販売します。SDGsに配慮した日本庭園らしい体験として試行します。好評の場合は追加販売も検討します。
(販売開始:2025年4月25日(金曜日))100円/回(税込)
受付に設置しているエサの販売箱(銭箱)
おりがみになるエサの袋
エサやり体験(イメージ)
錦鯉のおりがみ(完成イメージ)
さらなる庭園の景観向上を図るため、新たに大正三色他(約50cm)5匹を放流します。春に咲くツツジや秋の紅葉とマッチし、池が視点場や写真スポットとなることを期待します。(2025年4月中の実施を予定)
※大正三色…白と赤のベースに黒が入る錦鯉の分類
錦鯉(大正三色)
錦鯉の提供元:正井養鯉場(兵庫県淡路市斗ノ内809-2)
相楽園は、元神戸市長小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から築造に着手され、明治末期に完成したものです。昭和16年以降に神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、一般に公開されるようになりました。国の登録記念物(名勝地)。
また、欧風建築の旧小寺家厩舎、保存のために移築された船屋形、旧ハッサム住宅があり、それぞれ国の重要文化財に指定されています。
相楽園ウェブサイトURL:https://sorakuen.com/