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この海と山を
未来につなぐ
神戸は、
古くから港町として栄えてきました。
六甲山・摩耶山の背後には、
広大な里山が広がります。
これまで大切にされてきた海と山、
豊かな自然に囲まれたまち、それが神戸です。
先人たちの思いを受け継ぎ、新たな発想で挑み、
グローバル社会に貢献します。
下水から人間がし尿として排出したリンを回収した「こうべ再生リン」。そのリンを原料とした「こうべハーベスト肥料」で米や野菜を育て、再び食糧に戻るという資源循環の取組みを推進。小学生にこの取組みの説明や育てた作物の収穫体験といった食育・環境教育も行なっています。
肥料会社・大学・生産者・神戸市等によるコンソーシアムを設立。「こうべ再生リン」を配合した新たな肥料の開発と農産物の付加価値向上の実証試験に取り組みます。
市公式note | 久元市長による「こうべ再生リン」の取り組みの紹介です(外部リンク) 「こうべSDGs肥料」PRイベントの報告記事です(外部リンク) |
畜産農家から発生する牛糞を原料とした堆肥を、田畑に散布しやすく流通が容易なペレットに再生。堆肥の利用・流通拡大を目指します。また、国内肥料製造事業者と連携し、高品質な堆肥に下水から抽出した「こうべ再生リン」などの国内肥料資源を混合することで、新たな肥料の製造にも試みます。さらに、家畜飼料についても、市内産飼料の生産を奨励し、田畑を耕作する農家と畜産農家の連携による地域循環に取り組みます。
オーストラリアの未利用エネルギー(褐炭)を利用して製造した水素を、液化水素として専用の運搬船で日本まで海上輸送し、神戸空港島に整備された荷役基地へ荷揚げ、貯留する技術を構築する技術実証が行われています。
神戸市は実証フィールドの支援、公共岸壁整備、水素の社会的受容性の向上のための普及啓発等を支援。カーボンニュートラル社会実現に向け、水素の利活用技術開発に取り組む企業を支援しています。
市公式note | 産業展示会・特別講演で「水素」をテーマに市長が県知事と議論! |
水素または天然ガスを燃料とする、市内最大級のガスタービンをポートアイランドに設置し、作られた電気・熱を周辺の神戸市関連施設へと供給する技術実証を行なっています。
神戸市は、実証フィールドの支援、エネルギー需要先との調整、水素エネルギーの啓発等を支援。カーボンニュートラル社会実現に向けて、水素の利活用に向けた技術開発に取り組む企業を支援しています。
市公式note | 【スマートシティ神戸】 水素エネルギーって何がいいの? 神戸市交通局が「水素バス」を導入したホントの理由 神戸で2つ目!水素ステーションが開設 |
地球温暖化対策の新しい選択肢として「ブルーカーボン」が注目されています。
大気中の二酸化炭素が海草などに取り込まれた炭素のことで、市内では、「兵庫運河」「須磨海岸」「神戸港周辺」など、様々な海域でブルーカーボンの活用に向けた取り組みを推進しています。また、淡水域でも貯水池やため池によっては、大気中の二酸化炭素を吸収していることが分かり、国内初となる淡水域におけるブルーカーボンの評価に取り組んでいます。
神戸港では、Challenge(挑戦)、Collabo-ration(協力・連携)、Community(共同体)をコンセプトに気候変動問題への貢献に取り組んでいます。他港に先駆けてGHG排出実質ゼロを目指しながら、水素等の次世代エネルギーの供給インフラ整備を進めることで港湾としての競争力強化も図ります。また、技術開発に合わせ、実地における調査・運用調整が必要な港湾荷役機械などへの水素供給方法などに関して、フィールドを提供し、民間事業者による先進的な実証の取り組みを支援します。
六甲山系や丹生山系といった魅力ある山に囲まれ、近代登山発祥の地とされる神戸。「自然に回帰した余暇の過ごし方」が注目されるなか、「神戸登山プロジェクト」を立ち上げ、登山道の整備に民間活力を導入しスピーディーな対応を実現するほか、新神戸での「登山支援拠点」の開設や登山協力サポート店など、神戸の財産ともいえる「登山」を楽しむ環境を向上させ、登山を楽しむ市民・来街者の増加を目指します。
市公式note | 獲得標高で富士山を超える六甲全山!「神戸登山プロジェクト」始動 新幹線を降りて登山ができる?新神戸駅が新たな玄関口に |
多井畑西地区は、市街地近郊にありながら、里山や農地など豊かな自然が多く残っています。長年、手付かずとなっている放置竹林を解消するために、民間企業や学生を対象とした里山再生活動体験会の開催や、地域住民と市民団体との協働による竹林整備などにより、多様なステークホルダーの参画を促す取り組みを進めています。
全国的に増えつつある空き家。放置された空き家は、周囲に防災・防犯面の不安をもたらし、まちの衰退の原因になることもあります。そうなる前の、まだ使える空き家を「資源」と捉え、空き家を次の使い手に託す支援をしています。
「建築家との協働による空き家活用促進事業」では、意匠にも配慮された魅力ある建物に再生・活用される事例が集積し、にぎわいが生まれ、まちの魅力が向上するといった循環を生み出すことで、空き家活用の機運を高めることを目指しています。
市公式note | 【神戸市】空き家の活用や解体の補助金あります。相談窓口も! |
ひとり親や共働き家庭などのこどもたちが放課後や夜遅くまでひとりで過ごさないですむよう、食事や学習、交流などができる居場所を提供することで、こどもたちの育ちを支援する取り組みを市内の複数の団体が行なっています。
このような地域団体等が行うさまざまな事業に対して、補助金の交付等の支援を実施しています。
市公式note | 「こどもの居場所」を考える前に。まず自分の居場所はどこ? |
史跡五色塚古墳など、法・条例によって指定されているものなどに加え、神戸市が認定した未指定の文化財を合わせて「神戸歴史遺産」として位置付け、周知や助成を行い、安定的な保護に努めています。
例えば、旧住吉村吉田家関係資料のように地域で守られてきた歴史遺産を「神戸歴史遺産」に認定し、その周知や修理等事業にふるさと納税を利用した助成を行っています。
市公式note | 築造時は国内最大級 巨大古墳に誰が眠る? 五色塚古墳を電磁波探査 |
2024年5月、ユニバー記念競技場を会場に、東アジア初となる世界パラ陸上競技選手権大会を開催しました。大会には、およそ100か国・地域から約2300名の選手団が参加しました。
大会に向け、小中学校などでのパラアスリートによる体験授業や、競技用車いす・スポーツ義足の体験イベントを実施したほか、会期中は子どもたちが直接観戦できる機会を設けるなど、パラスポーツの振興や障害・多様性への理解を深めました。
市公式note | あと200日!神戸に世界パラ陸上がやってくる S席2000円で観戦できる!世界パラ陸上が神戸で開幕 |
神戸市では、次世代の産業創出を目指し、新しい技術やアイデアの社会実装に向けた取り組みを支援しています。
衛星データを活用した耕作放棄地の有効活用、バイオマス素材を利用した環境に優しい製品展開、未電化地域での冷蔵物流網整備による食品廃棄量削減など、社会により良い価値を与える企業への支援を通じて、世界に開ける港町神戸から世界に挑戦する企業を応援しています。
銭湯は地域にとって健康増進にかかせない施設であると同時に、集いの場としての役割もあります。また、銭湯の利用は「ウォームシェア」の取り組みにもなり、暖かさとつながりを共有できます。
そんな銭湯の魅力を発信し、活性化を図るため、大人と子どもで銭湯を利用することで割引となる「地域子育て入浴割引」、若者世代に向けた「デジタルスタンプラリー」などを実施します。
市公式note | いま見直される「銭湯」の魅力 のれんの向こうは別世界 神戸市内に29の銭湯、全て巡った市職員が二つの「推し銭湯」を解説! |