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緑内障から眼の健康を守る!~世界緑内障週間に緑色のライトアップやTシャツにより啓発します~

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記者資料提供(2025年3月4日)
企画調整局医療産業都市部

 緑内障は、世界中の国で、中途失明の原因疾患として上位にランクされている深刻な病気であり、我が国においても現在失明原因の第一位となっています。
 一方で、早期発見・早期治療により、失明する可能性の低い病気になってきており、緑内障という病気を知っていただくため、世界緑内障連盟が毎年3月に「世界緑内障週間」として、啓発活動を世界中で展開しています。
 日本緑内障学会でも、緑内障についての正しい知識を広めるため、各地の公共機関や医療機関などと連携したライトアップに取り組んでおり、神戸アイセンターとしても趣旨に賛同し本年度も啓発活動に参加します。

 (参考)
緑内障:眼球内部の圧力が上がることで、眼の視神経に障害が生じ、眼が見えづらくなる病気です。日本緑内障学会の診療ガイドラインにより2016年の人口を基に計算すると推定患者数は465万人となります。

1. 取り組み内容

 ①ライトアップ
 ・アイセンター2階入口部分、5階、6階部分を緑でライトアップ
 ②動画上映
 ・2階ビジョンパーク内で、「緑内障」の疾患説明動画上映
 ③オリジナルTシャツの着用
 ・医療者等がオリジナルTシャツを着用し、診察や検査にあたります。
 ※①は2025年3月7日(金曜日)から3月16日(日曜日)の17時から21時まで。
 ②及び③は①の同期間の平日診察時間帯のみ。

2. 神戸アイセンター病院 院長 栗本からのメッセージ

 緑内障は我が国の中途失明原因の第一位です。しかし、緑内障は早くに発見して治療を開始することでほとんどの場合は失明を防ぐことができます。緑内障の早期発見で大きな問題となるのは、緑内障は病気がかなり進まないと自覚症状が出て来ないということがあります。40歳を過ぎたら眼の定期健診を受けることを強くお勧めしたいと思います。

(参考)

〇イメージ写真(診察風景イメージ、アイセンター正面イメージ、オリジナルTシャツ)

image1 imge2 image3

〇ライトアップin グリーン運動:日本緑内障学会
http://www.ryokunaisho.jp/infomation/wgwingreen.html

〇神戸市立神戸アイセンター病院
 自治体病院としては唯一の眼科専門病院として神戸市の眼科領域の中核病院であり、標準医療からiPSを活用した世界初の臨床研究の実施まで行っている。また、神戸医療産業都市に貢献するとともに、眼のワンストップセンターとしての役割を果たすべく、臨床研究から臨床応用へ、そして治療、障害者支援への橋渡しまで幅広い取り組みを進めている。