ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年3月 > 鶏刺しによる食中毒事件の発生

鶏刺しによる食中毒事件の発生

ここから本文です。

記者資料提供(2025年3月9日)
健康局食品衛生課

概要

2025年3月5日(水曜)、市民より「2月28日(金曜)に職場の同僚16名で、中央区の飲食店を利用したところ、半数ほどが下痢等の症状を呈している。」との届出が当市保健所東部衛生監視事務所あてに寄せられました。

調査の結果、2月28日(金曜)に「鶏匠 吟八」を利用した1グループ16名のうち10名が、3月1日(土曜)より下痢、腹痛、発熱、頭痛等の症状を呈していることが判明しました。

当該施設で提供された食事以外に患者全員に共通食事がないこと、患者便4検体からカンピロバクターが検出されたこと、発症状況が類似しておりカンピロバクター食中毒の症例と一致すること及び患者を診察した医師より食中毒の届出があったことから、神戸市保健所長は当該施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定し、当該施設に対して営業停止(3月9日(日曜)から3月11日(火曜)までの3日間)を命じました。

なお、患者は全員快方に向かっています。

原因施設

業種 飲食店営業

屋号 鶏匠 吟八(トリショウ ギンパチ)

営業者氏名 株式会社 吟八 代表取締役 逢坂 浩史(オウサカ ヒロシ)

営業所所在地 神戸市中央区古湊通1丁目2-25 1階

原因食事

2月28日(金曜)に原因施設で提供された鶏刺しを含む食事

病因物質

カンピロバクター

喫食日

2月28日(金曜)

発症日時

3月1日(土曜)8時00分(初発患者)

主症状

下痢、腹痛、発熱、頭痛等

患者の状況

10名(男1名:20代、女9名:20代~50代)

住所別:市内 計6名(東灘区1名、灘区:1名、中央区:2名、須磨区1名、西区1名)

    市外 計4名(兵庫県:3名、大阪府:1名)

主な喫食内容

鶏刺し盛り合わせ(モモタタキ、ムネ刺身、ササミ刺身、ズリ刺身、キモ刺身)、かご焼(セセリ、ハラミ)、おばんざい3種盛り