ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年2月 > 神戸市におけるHPV検査(子宮頸がん検診)のあり方を 検討する専門部会の開催
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記者資料提供(2025年2月3日)
健康局保健所保健課
子宮頸がんとは、子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんで、全国の年間発症数は約11,000人、30代までに子宮を失う人は約1,000人、20代から罹患者が急増しているがんです。
本市では国の指針に従って子宮頸がん検診を、20歳以上を対象に、子宮頸部の細胞を採取して顕微鏡で調べる「細胞診単独法」を実施しています。
令和6年2月に厚生労働省より「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」が一部改正され、自治体として子宮頸がん検診に「細胞診単独法」「HPV検査単独法」のいずれかを選択し、実施することとされました。
本市において子宮頸がん検診にHPV検査単独法導入を検討するにあたって、運営面での課題や導入時期等、地域の専門医や学識経験者から幅広く助言をいただきます。
神戸市中央文化センター1103会議室・1104会議室(兵庫県神戸市中央区東町115番地)
(1)報告:開催趣旨及びスケジュール並びに子宮頸がん検診の現状・対策
(2)議題:HPV検査単独法導入にあたっての課題、検討事項
※計4回程度開催予定
HPV検査単独法とは…
子宮頸がんの発症原因となるウイルス(HPV:ヒトパピローマウイルス)の感染の有無を調べる検査で、子宮頚部の細胞を採取して行います。HPV検査で陽性となった場合は、採取した細胞を顕微鏡で調べ、がん等の異常な細胞がないか追加の検査(細胞診)を行います。
傍聴を希望される方は、当日の17時30分から17時50分まで受付を行います。受付終了後、定員(5名)を超えた場合は、抽選により傍聴人を決定いたしますので、ご了承ください
撮影は開会冒頭までとさせていただきますので、ご了承ください。
・会議の撮影・録音はできません。
神戸市がん対策推進懇話会
「神戸市がん対策推進条例」の制定を踏まえ、神戸市のがん対策を進めるにあたり、がんの専門家、学識経験者や関係者等から、がん対策のあり方等への助言をいただきます。
(ホームページ)
http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/gantaisaku/konwakai.html
〇:会長(五十音順敬称略) | |||
氏名 | 所属等 | 役職 | |
青木卓哉 | 地方独立行政法人神戸市民病院機構 神戸市立医療センター中央市民病院 |
産婦人科部長 | |
井岡亜希子 | 国立大学法人琉球大学医学部 まるレディースクリニック |
委託非常勤講師 院長 |
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久次米健市 | 一般社団法人神戸市医師会 | 副会長 | |
左右田裕生 | 神戸市産婦人科医会 | 会長 | |
〇寺井義人 | 国立大学法人神戸大学医学部 | 特命教授 | |
山口聡 | 兵庫県立がんセンター | 副院長兼婦人科部長 | |
山崎峰夫 | 兵庫県産科婦人科学会 | 会長 |