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神戸を知る トアロード
最終更新日:2023年2月10日
ページID:3703
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トアロード
「トアロード」とは、大丸神戸店の北東側から北野町の神戸外国倶楽部まで、南北にのびる坂道のことです。明治5年(1877)、兵庫県は山手方面を整備するための道路工事を行いました。その時開設された道の1つで、海岸通の居留地と山手の住宅地を結び、もともとは「三宮筋」と呼ばれていました。
明治40年(1907)、三宮筋の山手つきあたりに「TOR・HOTEL(トアホテル)」が開業し、トアホテルへ続く道ということで、いつしか「トアロード」と呼ばれるようになりました。
戦時中は「東亜道路」と呼ばれ、終戦直後には進駐軍の専用道路に指定され、トラックやジープの往来が激しい時もありました。
参考図書
- 神戸開港百年/読売新聞神戸支局編/中外書房/1966.10
- 神戸市史:第3集/産業経済編/神戸市役所編/神戸市/1967.3
- 神戸トアロード物語/弓倉恒男著/あさひ高速印刷出版部/1998.11
- 神戸の史跡/神戸市教育委員会編/神戸新聞出版センタ-/1981.4
- 神戸歴史トリップ/道谷卓著/神戸市中央区役所/2005.3