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最終更新日:2025年9月5日
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神戸には3つの山麓電飾があります。夜になると市街地の背後の市章山・錨山・堂徳山の山肌に電飾の灯りがともり、みなとまち神戸のシンボルとして広く親しまれています。
六甲山系の市章山・錨山・堂徳山の3箇所に設置されており、神戸の夜間景観を彩っています。
点灯時間は通常、日没後から23時までとなっています。
三宮周辺やメリケンパーク・ポートアイランド等の神戸市の都心部から眺めることができます。
毎年1月中旬ごろに堂徳山電飾「KOBE」の下に「1.17」の文字を点灯しています。
これは阪神大震災の記憶の風化を防止し、震災の経験や教訓等を継承・発信していく取組みの一環です。
期間は毎年1月10日頃から17日まで、16日のみ翌17日の日の出時刻まで点灯し続けます。
1907年(明治40年)に「神戸港築港起工記念」として市章の形に松を植栽したことが始まりです。
1933年(昭和8年)に「第1回港の祭」を記念して仮設の電飾化を行いました。以降は戦中戦後の数年間を除き「港の祭」の際に点灯していました。
1967年(昭和42年)に「神戸港開港100年記念事業」として永久電飾化を行いました。
2003年(平成15年)に地球温暖化防止のシンボルとして市章山の電球のLED化を行いました。
1903年(明治36年)に明治天皇行幸の観艦式を記念して錨の形に松を植栽したことが始まりです。
1981年(昭和56年)に神戸ポートアイランド博覧会協賛事業として永久電飾化を行いました。
2003年(平成15年)に六甲山植林事業100周年記念として青色点灯機能を追加しました。
神戸市民の特別な日には錨山の電飾がブルーに変わります。
ブルーは神戸市を象徴する「青い海と緑の山」の「青い海」を表現しています。
錨山のブルーライトアップは、神戸が元気であることの印ともいえます。
なお、錨山の電飾は次のような日にブルーに点灯します。
1989年(平成元年)「市制100周年」を記念して開催されたフェスピック神戸大会を機に点灯しました。
「KOBE」「北前船(正面)」「北前船(側面)」の表示が20分おきに変わります。
「北前船」のデザインは、北前船が今日の神戸港発展に役割を果たしたことに由来しています。
※江戸時代に瀬戸内から北海道に至る北前船交易で富を築いた北風家や高田屋嘉兵衛等が、兵庫の津の振興に尽くし今日の神戸港発展の礎を築きました。
2019年(平成31年)より、1月の一定期間に「KOBE」の下に「1.17」の追加点灯をしています。