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日本最大級の総合美術展、日本美術展覧会「日展」が、神戸の六甲アイランドにある「神戸ゆかりの美術館」「神戸ファッション美術館」2館で開催されます。9回、10回に引き続き、いよいよ3度目となる神戸での開催です。ご存じのとおり「日展」は、明治40年(1907)に開催された第1回文展(文部省美術展覧会)にはじまり、帝展(帝国美術院美術展覧会)を経て、戦後、「日展」となった長い伝統を誇る美術展です。日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5科からなり、例年秋に開催される東京展を皮切りに、国内主要都市で、その地の特色を生かした巡回展が開催されます。その年の特選を含む全国を巡回する基本作品に加えて、兵庫、大阪、奈良、和歌山―地元作家の入選作品、総数約530点を一堂に展観します。
本年度、地元作家では書の田中徹夫氏(会員)が内閣総理大臣賞の栄誉に輝き、さらに日本画で3名、書で1名の特選受賞者が出ました。「日展」は例年見ることで、作家たちの時代との向き合い方が見えてきます。巨匠たちの優品から地元の入選作まで、見る者を圧倒する大作の数々を展観します。
神戸市、公益社団法人日展、神戸新聞社
サンテレビジョン、ラジオ関西、神戸市民文化振興財団
会期:2025年2月15日(土曜)~3月23日(日曜)
開館時間:10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし2月24日は開館、2月25日は休館)
一般:1,200円
大学生・65歳以上:600円
高校生以下無料(学生証、生徒手帳などをご提示ください)
神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館
〒658-0032神戸市東灘区向洋町中2丁目9-1(六甲アイランド内)
時間:各日14時00分より(開場は13時30分)
定員:各50名(先着順)
場所:神戸ファッション美術館4階第1セミナー室
※参加費無料。ただし、当日の観覧券が必要です。
日程 |
科名 |
解説者(敬称略) |
---|---|---|
2月18日(火曜) |
洋画 |
小灘 一紀 |
2月19日(水曜) |
書 |
田中 徹夫 |
2月20日(木曜) |
彫刻 |
九後 稔 |
2月21日(金曜) |
工芸美術 |
安芸 和美 |
喜多 浩介 |
||
3月4日(火曜) |
日本画 |
久米 伴香 |
3月5日(水曜) |
書 |
堂本 雅人 |
3月6日(木曜) |
洋画 |
渡邊 明 |
3月7日(金曜) |
書 |
伊藤 一翔 |
3月11日(火曜) |
彫刻 |
前芝 武史 |
3月12日(水曜) |
日本画 |
大西 守博 |
|
|
田中 紀子 |
小倉 敏江 |
||
3月14日(金曜) |
日本画 |
西田 眞人 |
3月18日(火曜) |
洋画 |
武藤 初雄 |
3月19日(水曜) |
彫刻 |
岩谷 誠久 |
|
|
池永 久美子 |
友定 聖雄 |
日展神戸展の会期中、アートパフォーマンスや書道作品展、ワークショップ、さらにはフードやスイーツのマルシェなど、六甲アイランド内で様々なイベントを開催します。詳細は後日、発表します。
※ 六甲アイランド・アートフェア2025
<電車の場合>
詳細は、神戸ゆかりの美術館へのアクセスをご確認ください。
車でお越しの方は近隣の有料駐車場をご利用ください。(提携駐車場はございません)
各種割引(団体割引・優待割引)はありません。
障害者の方は、下記の各手帳の原本またはスマートフォンアプリ「ミライロID」をご提示ください。全額免除となります。
展示作品の撮影(携帯電話、スマートフォンを含む)は、個人的かつ非営利的な利用目的に限り、撮影が許可されます。以下の注意点をお守りください。
※ その他「第11回日展神戸展」についての質問・回答はこちらへ