記者資料提供(2024年12月26日)
教育委員会事務局・学校教育課
長田中学校では、阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えるに当たり、年度当初から防災教育に取り組んでおり、このたび、その成果を発表する機会として、防災教育発表会「長田中学校1.17プロジェクト」を開催します。同発表会では、吹奏楽部の演奏や防災紙芝居の披露、防災寸劇などの上演のほか、美術科の授業で取り組んだ「フェーズフリー」の要素を取り入れた商品のアイデアについても発表します。
今回の取組
日時
2025年1月17日(金曜) 10時30分から12時まで
タイムテーブル
10時30分 あいさつ、黙とう
10時35分 フェーズフリー商品 優秀アイデア発表
10時50分 防災紙芝居発表
11時05分 休憩
11時15分 オリジナル防災寸劇「おばあちゃん避難所へ行く」
11時35分 「しあわせ運べるように」全校合唱(吹奏楽部伴奏)
11時55分 「はるかのひまわり絆プロジェクト」趣旨説明
場所
長田中学校
参考
フェーズフリーについて
身の回りにある物やサービスを、日常生活はもちろん非常時にも役立つようにデザインしようという考え方です。長田中学校では美術科の授業でフェーズフリーの要素を取り入れた商品のアイデアを全校生徒が考え、この中から、特に防災・減災に資する優秀作品を発表します。
防災紙芝居発表について
全校防災読書会で全学年の文化委員の生徒が作成した防災紙芝居を、プレゼンテーションソフトを用いて発表します。
「はるかのひまわり絆プロジェクト」の普及活動について
阪神淡路大震災由来の「はるかのひまわり」を育て採取した種を配布する過程で由来を伝え、災害の悲惨さと共に命の尊さを再考する機会とすることで、「人の尊厳」と「人との関わりの大切さ」を知る感性豊かな地域社会を醸成する事を目的にしたプロジェクトです。長田中学校ではこの理念に賛同し「はるかのひまわり」を長田区内で普及する活動を進める予定です。
公式ホームページ
「ともしびプロジェクト」について
2024年度は震災から30年を迎える節目の年度であり、神戸市教育委員会は神戸市立全学校園で防災教育に重点的に取り組む「ともしびプロジェクト」を展開しています。