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記者資料提供(2025年1月22日)
健康局斎園管理課
山林の形状を生かした新たな墓地の形態である「樹林葬墓地」を整備します。
これまで市立墓園では、子や孫が代々引き継いでいくことを前提とし、期間を定めず墓地の使用許可を行い、使用者による墓石の設置・管理を行う形態の墓地を供給してきました。
しかしながら、家族形態の変化などにより、2015年度(平成27年度)以降、いわゆる墓じまいなどにより返還される区画数が新たに使用を許可する区画数を上回る状況が続いています。また、2018年度(平成30年度)より供用を開始した鵯越合葬墓では、毎年1,300~2,000件程度の使用許可を行っており、承継を前提としない墓地のニーズが高まっています。
さらに、近年は「樹木葬」と言われる墓地のニーズも高まっており、2023年(令和5年)4月に提出された「神戸市立墓園のあり方を検討する有識者会議」報告書でも、承継を前提とせず、自然回帰志向に応える墓地の整備について提言があったところであり、また本市が2024年(令和6年)1月に実施したインターネットアンケートでも、6割以上の方が樹木葬の利用意向があるとの結果が出ました。
このような状況を踏まえ、山林の形状を生かした新たな墓地の形態である「樹林葬墓地」を整備します。
2024年度(令和6年度) 整備方針策定、詳細設計実施
2025年度(令和7年度) 整備工事(夏頃~)、 募集開始(3月)
2026年度(令和8年度) 供用開始(夏頃~)
使用料については2025年夏頃設定予定
(整備後のイメージ)
(資料)樹林葬墓地整備基本方針(PDF:949KB)