神戸市では、社会情勢の変化等をふまえた今後の市立墓園のあり方について、
「神戸市立墓園のあり方を検討する有識者会議」
での意見をふまえ、時代に適合した墓地の整備を進めています。
期限付墓地(2025年度(令和7年度)供用予定)
子や孫に承継を前提としない墓地への需要の高まりに対応するため、承継を前提としない利用しやすい墓地として、あらかじめ墓石の撤去や合葬墓への改葬を組み入れた期限付墓地を鵯越墓園内に整備します。
主な内容(予定)
・墓石は使用者が設置します。使用期間は15年とし、期間満了後は管理者である神戸市が墓石の撤去とご遺骨の鵯越合葬墓への改葬を行います。
・期限付墓地の専用区域を鵯越墓園内に整備します。
・区画の大きさは約1.6平方メートルとします。
・使用料は、15年間の管理料、墓石撤去費、合葬墓の使用料を含め、一般墓の5割~6割程度を想定しています。
スケジュール
2024年度(令和6年度)設計、工事
2025年度(令和7年度)供用開始
樹林葬墓地(2025年度(令和7年度)整備予定))
承継を前提としない墓地需要への対応に加え、自然回帰志向の高まりに対応するため、山林の形状を活用した新たな形態の墓地(樹林葬墓地)の整備を進めます。
樹林葬墓地の概要(予定)
・整備予定地 ひよどりごえ森林公園内(北区ひよどり台)
・整備概要 墓域面積1,200平方メートル、埋蔵予定数約1,600体
(供用年数20年・1年あたり80体)
・埋蔵方法 粉状にした焼骨を土と混ぜて埋蔵し、自然分解を促進する。
・埋蔵形態 個々の樹木を墓標とせず、エリアとなる樹林内に一定の間隔を設けて順番に埋蔵する。
・供用期間・管理期間 供用期間を20年間、その後30年間をかけて自然遷移させ、50年後に山林に戻す。
スケジュール
2024年度(令和6年度)整備方針策定、詳細設計実施
2025年度(令和7年度)整備工事(夏頃~)、募集開始(3月)
2026年度(令和8年度)供用開始(夏頃~)
その他
使用料については2025年夏頃設定予定
整備後のイメージ
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(資料)
樹林葬墓地整備基本方針(PDF:949KB)
一般墓新規募集の終了
これまで鵯越墓園内で募集を行ってきた、一般墓(従来型の使用期限を定めない墓地区画)の新規区画については、2024年度(令和6年度)をもって募集を終了します。
なお、返還された区画の再貸付等については引き続き募集します(鵯越墓園、舞子墓園、追谷墓園、西神墓園)。