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フクロテナガザル「テツジイ」が死亡しました

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フクロテナガザル

記者資料提供(2025年2月27日)
建設局王子動物園
2025年(令和7年)2月25日(火曜日)、フクロテナガザルの「テツジイ」(オス、推定50~60歳)が、肝臓の腫瘍のため、死亡しました。
1月中旬より体調不良がみられたため、投薬などの治療に努め、一時的に回復もみられましたが、徐々に食欲や行動が低下し、2月25日(火曜日)に死亡を確認しました。
「テツジイ」はオスらしくなわばりを守り、ともに過ごしていたメスの「エヘ」のことを常に気にかける優しい性格でした。「エヘ」とともに1980年に来園し、現在飼育している動物の中では最も長く45年以上を当園で過ごしていました。
これまで多くの皆様に親しまれた中でその生涯を閉じることができましたことに、お礼を申し上げますとともに、「テツジイ」に感謝の気持ちを表します。
なお、2月27日(木曜日)からしばらくの間、放養式動物舎2階の西側に献花台を設置いたします。

フクロテナガザル「テツジイ

・性別:オス
・1980年1月22日来園
推定50~60歳

当園で飼育しているフクロテナガザル

・「エヘ」
メス
1980年1月22日来園
推定50~60歳

フクロテナガザルについて

スマトラ島・マレー半島・タイに分布し、最大のテナガザル。全身黒色で口周りが白く、大きなのど袋を持ち鳴き声が特徴的。完全な樹上性で縄張りを持ち、一夫一婦制が基本としている。果実や葉を食べる。生息地の破壊や密猟により個体数が減少し、IUCNレッドリストによる分類は絶滅危惧IB類(EN)。

国内のフクロテナガザル飼育状況

12 園館 41 頭 オス 19 頭、メス 21 頭 不明: 1 頭
2023年 12 月 31 日現在 公社 日本動物園水族館協会加盟園館