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神戸の食と里の未来を考えるトークイベント開催のお知らせ

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記者資料提供(2025年2月21日)
経済観光局農水産課
神戸市は、都市地域と農漁業地域が近接した神戸ならではのポテンシャルを生かし、食で にぎわい食で人々が集うまちづくり「食都神戸」を推進しています。その一環として、神戸・食と里ネットワーク「種はおよぐ」において、食と里に関わる人々が集い、交流するプロジェクトを進めています。このネットワークに関わった方々とこれまでの活動を振り返りつつ、神戸の食と里の未来を考えるトークイベントを開催します。

種およ交流会
1.概要

(1)開催日時

2025年3月8日(土曜) 
13時00分から18時00分まで

(2)場所

ヌフ松森医院(神戸市北区淡河町野瀬492)
https://www.instagram.com/ogo.neuf/

(3)内容

神戸の山、街、海には、それぞれに根差し、関わる人がいて、日々課題に向き合ったり、新しいことを試みたりしています。
「種はおよぐ」では、そうした種を教えてもらい発信し、時には新しいつながりやネットワークのために場をつくって実験をしてきました。
これまで神戸で出会ってきた種を振り返り、現在の到達点、そして未来について話し合います。

【第1部:トーク】13時00分から16時30分まで

  • 1st Session:たねをうえる(これまでの活動)
  • 2nd Session:たねがめぶく(今の状態、つながり)
  • 3rd Session:たねはおよぐ(今後の未来)

【第2部:交流会】16時30分から18時00分まで

料理人の紹介、料理の紹介

(4)参加費

3,500円(食事・お土産付き ※ドリンクはキャッシュオン形式)
当日現地支払(現金のみ)

(5)申し込み方法

参加申し込みフォームよりご回答ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeBP-GYs7RyaMJYCbSUu2zJEnhnrx5XOzzTRLPFYJEJfeTrqQ/viewform

(6)主催

神戸・食と里ネットワーク実行委員会

2.登壇者(登壇順、敬称略)

A. 山内 庸資(平面作家/イラストレーター)

山内さん1978年京都生まれ。神戸在住。平面作家として作品を発表しながら、イラストレーターとして活動中。「イラストという媒体を通してどうやって地域とつながって関わり合っていけるか、どうすれば地域をもっと良くしていけるのか」と、日常とアートの調和をイラストレーションなら可能だと導きだし、山と、海と、島へのアクセスの良い神戸を拠点に、生活の豊かさや、そこで暮らす人の姿を今日も描き続けている。

B. 對中 剛大(ランドスケープデザイナー/ピクニックコーディネーター/料理家)

對中さん1981年生まれ、大阪府出身。タイナカ_オフィス代表、山のテーブル主宰。ランドスケープデザイナー、ピクニックコーディネーター、料理家。大阪市と京都南山城村での2拠点生活中。ヒトモノコトが関わる場づくりの設計。食を通して人と人、人と場所がつながるきっかけづくりの料理。また地域や企業のブランディングを行う。2017年山村の旧保育園舎で地域の魅力を生かしたレストラン&ギャラリー「山のテーブル」をオープン。

C. 鶴巻 耕介(コーディネーター/農家)

鶴巻さん1984年生。学生時代、子どもの野外活動プログラムに携わるNPO法人で活動。大学卒業後、教育関係の企業や、学生時代に活動したNPO法人で働く。次第に「地域に根ざして生きてみたい」と思うようになり、30歳を迎える時に、現在の神戸市北区淡河町へ移り住む。地域を耕したいという意を込めて「つるまき農園」という屋号で活動中。取り扱い作物は、サツマイモ農園、農村定住コーディネーター、茅葺き職人のてったい(手伝い)、地域に残る本陣の維持管理、農村スタートアップ事務局、文化財巡視員など少量多品種型。地域内外の様々な仕事に触れながら百の知恵と技を持つ現代版百姓を目指している。

D. 多々良 直治(Webデザイナー)

多々良さん1980年生まれ。福岡県出身。和歌山大学システム工学部デザイン情報学科卒業。印刷会社、Web制作会社を経て、2008年に独立、カイエ(株)を設立。Web制作における、企画からデザイン、開発まで行う。周りのクリエイターを巻き込みながら、もしくは自分が巻き込まれながら、日々、試行錯誤している。

E. 片岡 杏子(写真家)

片岡さん1982年福井県生まれ。2006年武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。studio23勤務後、2011年フリーに。現在は福井と神戸を拠点に活動している。「大切な人との思い出を記念に残す」という写真本来の役割を大事にしながら、ローカルでの新しい働く力を体現している。

F. 岩本 順平(プロデューサー/写真家)

岩本さん1991年兵庫県生まれ。2012年に写真家として独立。2017年よりデザインやアートの地産地消による地域の活性化を目的に長田の仲間たちとDOR(ドア)を設立。神戸市ふるさと納税のPRディレクション、KOBE URBAN FARMING、シタマチコウベなどのプロデュース、ディレクション、撮影などを担う。

G. 服部 滋樹(アートディレクター/クリエイティブディレクター/デザイナー)

服部さん1970年生まれ、大阪府出身。graf代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgrafを立ち上げる。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手がけ、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮している。京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授。

H. 大皿 一寿(コーディネーター/農家)

大皿さん1967年生、42歳で脱サラし有機農業の世界に飛び込む。きっかけは前職で共に働く若いスタッフの食生活が気になり食の乱れが心の乱れに関係していると感じたこと。しかし、農業で生活するのは厳しく、あれこれ工夫を凝らしているうちにすっかり変わり者の農家として紹介されるようになり、有機農業をベースに山羊を飼ったり、町の人を集めて耕作放棄地でお米作りを始めたりしている。

Ⅰ. 森本 由美(料理研究家)

森本さん「食が心と身体を育む!食へのアクセスをよりオープンに衣食住をつないでいけたら」という想いのもと、全国でご縁がつながる農家・生産者さんのもとへなるべく足を運び、その土地・人・こと・食材に触れている。ケータリングや垂水区塩屋にある「種土/TANE to」というスペースで食にまつわるイベントを行うなど、”生産者”・”農家と消費者をつなぐ八百屋”・”消費者”それぞれの角度から無理なく未来へ繋いでいける、豊かな仕組みを探りながら日々活動している。

参考 神戸・食と里ネットワーク(種はおよぐ)

たねおよ神戸市では、「食」と「里」に興味のある「人」が日常的に情報交換できるネットワークを構築することを目的とし、神戸・食と里ネットワーク実行委員会を発足しました。地域の活性化や交流につなげ、食と里にまつわる様々な疑問や課題をともに解決するプロジェクトを進めています。
種はおよぐHP:https://tanewaoyogu.com/
種はおよぐFacebook:https://www.facebook.com/groups/tanewaoyogu/
種およラジオ:https://spotifycreators-web.app.link/e/1XctxSFkPOb