ホーム > 市政情報 > 計画 > 都市局の計画 事業等 > 交通に関する計画・調査 > 新たなモビリティサービス > 電動キックボード > 市職員による「電動キックボード」を活用した公道走行の実証実験結果
最終更新日:2024年11月13日
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本市では、多様な移動手段の確保に向け、新たなモビリティサービスの活用可能性を検討しています。このたび、令和2年度に引き続き、株式会社mobby ride(モビーライド)とともに、国の特例措置を活用した電動キックボードの実証実験を行いました。
令和2年度は、市職員を対象に指定走行ルートでの庁舎間移動(三宮周辺)による実証実験を行いました。今回はヘルメット着用が任意となる等の特例措置を受けるとともに、走行エリアを拡げた実証実験を行い、都心部における活用可能性や課題の確認を行いました。
【まとめ】
今回の実証実験では、回遊性について約82%が、移動が便利だったという回答でした。
特に、歩きでは遠いと感じる距離の移動や、ウォーターフロントエリアの移動に便利といった回答があり、活用の可能性が感じられる意見が多数ありました。一方、走行中判断に迷ったことの意見については、ほとんどが走行ルールに関するものでした。
本市としてもこのような結果から、電動キックボードの安全な使用に向けて、ルールの啓発が必要ではないかと考えております。
令和4年4月19日に性能上の最高時速20キロメートル以下の電動キックボードを新たに「特定小型原動機付自転車」と分類するなどとした改正道路交通法が成立し、公布から2年以内に施行されます。
今後、民間事業者の市内でのサービス提供の展開状況などを見極めながら、電動キックボードを含む新たなモビリティの活用可能性について検討を進めていきます。
【参考】
現行法上、電動キックボードは「原動機付自転車」として取り扱われます。公道を走行する場合は、運転免許証の携帯、ヘルメットの着用、ナンバープレートの装着、自賠責保険への加入などが必要です。また、歩道の走行は禁止されています。