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(仮称)たるみSIO(しお)6プロジェクト始動~垂水区民と進める減塩プロジェクト

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記者資料提供(2024年12月17日)
垂水区保健福祉課
脳出血は生命にかかわる他、将来要介護の状態にもなりやすい深刻な病気です。垂水区では1人でも多くの方の脳出血を予防するため、令和4年度の日本人の塩分摂取量が男性10.5g、女性9.0gのところ、高血圧治療中の方の1日の目標塩分摂取量6gをめざすプロジェクト((仮称)「たるみSIO(しお)6プロジェクト」)を始動します。
なお、プロジェクトの始動にあたり、1月11日の「塩の日」、毎月17日の「減塩の日」に合わせ、キックオフイベントを行います。
*SIOとはSalt Intake and Origin from general foods(塩分摂取と一般食品からの起源)の略称

1.プロジェクトの概要

海に近い垂水区は、古くから漁業が盛んで、かつては製塩も行われていました。塩分のとりすぎは高血圧の主な原因のひとつですが、塩にゆかりのある垂水区は、高血圧で通院している人や、それが原因で脳出血を起こす人が他区に比べて多い状況が、後期高齢者医療レセプトデータからわかってきました。
そこで、垂水区の健康課題である高血圧、その重症化により発症しうる脳出血を予防するために、広く垂水区民を対象に減塩対策に取り組むとともに、区内で高血圧の治療中の方や脳出血の発症が特に多い塩屋地域で重点的な働きかけを行っていきます。


2.プロジェクトの2本柱

垂水区でSIO6を広めるプロジェクト

① 保健師による塩と高血圧にまつわる健康学習を区内全域で実施し、全ライフステージの垂水区民に向け、減塩を啓発
② 食品メーカーと連携するとともに、地元スーパーや飲食店等の協力を得て、区民が減塩食品や調味料を身近に感じ、手に入れやすい食環境整備を実施
③ 婦人会や老人会、子育てサークルなど区内各種団体と協力した啓発体制の確立
④ 垂水区ホームページに減塩の特設ページを立ち上げ

塩屋のSIOを考えるプロジェクト

➀ 塩屋住民と食改善について考える学習会の開催
➁ 塩屋住民の健診受診を促進し、その受診結果データに基づいた保健指導の実施
③ 塩屋住民が減塩行動を自ら発信できるよう健康づくり支援を実施

3.プロジェクト始動キックオフイベントの開催

(仮称)「たるみSIO(しお)6プロジェクト」お披露目パネル展示

「なぜ塩が血圧を上げるのか?」「血圧を下げるとどんな効果があるのか?」「そのためには皆で何をすればいいのか?」などについて、わかりやすく説明したパネルを展示します。
日 時:2025年1月10日(金曜)~16日(木曜)
場 所:垂水区役所1階ロビー (垂水区日向1-5-1)

美味しく減塩生活始めませんか?「たるみ減塩ランチ会」の開催

減塩食品や調味料を使用した舞子ビラ料理長考案のランチを試食し、美味しく減塩する工夫を体験いただきます。
塩と血圧のお話をお聴きいただくほか、協賛企業より提供いただいた減塩食品、調味料の試供品を配付します。
日 時:2025年2月17日(月曜)11時30分~13時30分(予定)
場 所:シーサイドホテル舞子ビラ(垂水区東舞子町18-11)
参加費:3,000円
募集人数:100名(垂水区在住の方・先着順、おでかけKOBE、FAX より申込み受付)
申込期間:2025年1月10日(金曜)~31日(金曜)
協賛企業:味の素㈱、イチビキ㈱、オタフクソース㈱、亀田製菓㈱、㈱合食、㈱新進、田中食品㈱、中田食品㈱、ヤマキ㈱
 たるみ減塩ランチ会 お申込みは左のチラシをクリックしてください。

「たるみ減塩ランチ会」への取材を希望される場合は、前日17時までに下記メールアドレス宛に社名、取材に来られる方のお名前・人数を記載の上、ご連絡ください。
なお、状況により人数を制限する場合がありますので、予めご了承ください。
垂水区保健福祉課:tarumikanri@city.kobe.lg.jp