ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年2月 > 垂水区三師会×垂水区 災害時における応急医療及び救護に関する協定の締結 ~災害時の迅速な医療救護活動に向けて~
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記者資料提供(2025年2月27日)
垂水区保健福祉部保健福祉課
垂水区では、長年にわたって三師会(神戸市垂水区医師会・神戸市垂水区歯科医師会・垂水区薬剤師会)が連携し、独自の市民啓発を展開するなど協力してきたほか、行政との連携により新型コロナウイルス感染症対策でも迅速な対応を進めてきました。
このたび、これまでの連携実績をもとに垂水区三師会と垂水区は、「災害時における応急医療及び救護に関する協定」を締結し、さらに災害時に被災した区民へ迅速に医療救護活動を提供することができるよう、連携を深めます。
(1)神戸市地域防災計画に基づき垂水区内において医療救護活動を行う必要が生じた場合、垂水区三師会に協力を要請する。
(2)垂水区から協力の要請を受けた時は、垂水区三師会は垂水区役所など医療救護本部や救護所として指定する場所へ医療救護活動を行うための要員を派遣し、被災状況などの情報を相互に共有する。
(3)協定に基づく協力が円滑に行われるように、垂水区、垂水区三師会がそれぞれ主催する防災訓練、研修会等へ相互に参加を要請することができる。
(1)日時:2025年3月6日(木曜) 14時30分から15時
(2)会場:垂水区医師会館 2階 大会議室(垂水区星陵台4丁目4−37)
(3)出席者:
神戸市垂水区医師会長 久保清景
神戸市垂水区歯科医師会長 秀有剛
垂水区薬剤師会長 厚東哲治
神戸市垂水区長 若松謙一 ほか
(1)建物概要
・開設 :2024年5月
・所在地:神戸市垂水区星陵台4丁目4-37
(2)入居施設(事務所)
・神戸市垂水区医師会
・神戸市垂水区歯科医師会
・垂水区薬剤師会
・垂水区医療介護サポートセンター
・西部しあわせ訪問看護ステーション
(3)災害時の連携に向けた活用
・垂水区医師会館は十分な耐震性能に加え、太陽光発電・蓄電設備により災害時にも建物を継続的に運用可能。
・神戸市医師会が始動した「災害時神戸メディカルチーム」の運用においては、各区役所と区三師会の円滑な連携が極めて重要であり、垂水区医師会館が重要な拠点として活用されることが期待される。
・様々な関係団体が同一の施設に入居していることで、災害時等に医師や看護師、社会福祉士等が迅速に連携することも可能となっている。
※協定締結式や垂水区医師会館の取材を希望される場合は、当日3月6日(木曜)10時までに下記メールアドレス宛に社名、取材に来られる方のお名前・人数を記載の上、ご連絡ください。
垂水区保健福祉課:tarumikanri@city.kobe.lg.jp
垂水区三師会と神戸市垂水区による災害時の医療活動に関する覚書(PDF:589KB)(URLリンク)
(参考:これまでの連携実績)
・市民フォーラムの開催:2024年10月14日(月・祝)、医療介護関係者による独自の市民フォーラム<専門職が自ら演じる市民劇>開催 (※コロナ前も毎年開催)
・新型コロナウイルス感染症対応では自宅から外出出来ない患者宅へスムーズな医薬品の宅配など、緊密な連携が行われており、会館を活用しさらなる深化も期待
(参考:垂水区医師会館 外観)