FAQ(よくある質問と回答)

最終更新日:2025年2月17日

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済生会兵庫県病院と三田市民病院の再編統合事業のFAQ(よくある質問と回答)

Q1.なぜ神戸市は財政支援を行うのですか?

 済生会兵庫県病院は、ハイリスク妊婦やハイリスク新生児を24時間体制で受け入れる「地域周産期母子医療センター」として市内で唯一指定されている医療機関です。
 地域周産期母子医療センターは、ハイリスク妊婦やハイリスク新生児に対応し、救急患者を24時間体制で受け入れる機能を有しています。
 出生数が減少する一方、晩婚化の影響による高齢妊娠や各種合併症妊娠等リスクの高い出産が増加傾向にあり、ハイリスク妊産婦やハイリスク新生児に対する医療需要が高まっている中、済生会が運営する地域周産期母子医療センターは、周産期医療の要(かなめ)の役割を果たしています。
 本市では、市内で唯一の「地域周産期母子医療センター」機能を持つ済生会兵庫県病院に対し、令和3年度から支援制度を創設し、必要な支援を行っており、新統合病院についても、地域周産期母子医療センターを設置している済生会兵庫県病院が引き続き神戸市北神地域において運営する病院となることから、北神地域の急性期医療を将来にわたって確保するために、神戸市としても引き続き財政支援を行うべきと判断しました。

Q2.新病院の特徴は

 新病院の主な特徴については以下のとおりです。
1.救急医療の充実
2.小児・周産期医療の充実
3.診療機能の強化による地域完結型医療の提供
4.新興感染症への対応強化と安全安心で快適な療養環境の提供
5.災害医療への対応
6.医療従事者にも選ばれる病院

詳細については下記ファイルをご参照ください。
※新病院の特徴(三田市基本計画より抜粋)(PDF:290KB)

Q3.病院の跡地はどうなりますか?

 済生会兵庫県病院は、現病院の跡地活用について、医療機能を残すことを最優先に民間サウンディング型市場調査を実施するなど、広く情報収集を行いながら鋭意検討を進めていく予定と聞いています。
 三田市民病院の跡地については、回復期医療及び外来診療の提供を基本としつつ、引き続き市民が安心して医療を受けることのできる体制の構築につながる跡地活用の方向性を示すものとして、令和6年7月に策定した「現三田市民病院跡地活用基本方針」に基づき、今後は、第三者の有識・学識者等から構成される附属機関「現三田市民病院跡地活用事業者公募選定委員会」において、選定の基準を定めたうえで事業者の選定を進めていく予定と聞いています。

お問い合わせ先

健康局地域医療課