最終更新日:2025年2月20日
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篠原ふれあいのまちづくり協議会が開催されている「ふれあい喫茶」を訪問しました。
毎月第3火曜日に篠原地域福祉センターで開催されています。ふれあいのまちづくり協議会の方々のおかげで一人100円のご負担でコーヒーまたは紅茶とお菓子をいただけます。この日は抹茶のシュークリームのほか、煎餅や「おかき」、甘納豆など一口サイズのお菓子4種類の中から3種類を選べるようになっていました。
運営されているふれあいのまちづくり協議会の方によると、いつもは隣接する公園の掃除のあとに老人クラブの方が利用することが多いそうですが、徐々に利用者の方が高齢化し、「ふれあい喫茶」に来られる方が減ってきているとのことでした。以前は4,5人で「ふれあい喫茶」を運営されていたようですが、最近は3人で行っており、30人分を用意しているとのことでした。
この日は、公園の掃除が行われていないにもかかわらず、大勢の方が利用されていました。10時過ぎに訪問したときは数人の方が利用されていましたが、20分ほどするとさらに5、6人の方が来られてほぼ満席となりました。それぞれのテーブルで利用者の方々が楽しそうに談笑されていました。
その中に、たまたまこの時間帯に来られていた地域の自治会の方とお話をすることができました。区役所で行った新任自治会長の研修を受講して以来、防災のことなどでよく区役所にも相談に来られているということでした。こうした研修が自治会のお役に立てていることがわかり、大変ありがたく思っています。
篠原地域福祉センターの2階には篠原児童館が有ります。「ふれあい喫茶」のあと、篠原児童館の館長にご挨拶してきました。子育て中の親子が利用されていましたが、午後になると学童保育の子ども達でいっぱいになるそうです。
地域福祉センターは、このようにシニア世代から小さな子ども達まで幅広い世代に利用されています。地域福祉センターでは、様々な地域の方と出会えます。子ども達が地域の方と少しでも接する機会を通じて、地域への愛着を育んでもらえればと思っています。
神戸市では、令和8年度から地域福祉センターが「地域交流センター」と名称を変更し、これまで利用されたことがない方も含めて、より幅広い方々に利用していただき、交流の場となるように準備を進めています。
今後とも、地域福祉センターが「地域社会」の拠点施設としての役割を果たしてくれることを期待しています。
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