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神戸市では、利用目的を明確に定めた上でリサイクルに適したプラスチック品目を品目別に集めることで、より効率的かつ高品質なリサイクルを進める「まわり続けるリサイクル」を推進しています。
「まわり続けるリサイクル」を実践する拠点として、2021年11月に長田区ふたば学舎内に資源回収ステーションを開設しました。以降、市内各区に拠点を拡大しています。
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市民のみなさんに、より親しんでいただける拠点にするため、2024年8月に資源回収ステーションの愛称を「エコノバ」と命名しました。資源出しという「エコ」な活動をきっかけに人々が集える「場」になるよう思いを込めました。回収された資源は、同じ用途に戻す水平リサイクルや、リサイクル手法の検証などに活用されます。
また、資源回収ステーション内には交流スペースなどもあり、資源出しをきっかけに地域交流が生まれるコミュニティ拠点となっています。
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エコノバ(資源回収ステーション)の特徴
資源をいつでも持ち込み可能
利用時間内であれば、持ち込みは無料で指定ごみ袋も不要です。
地域コミュニティの場の創出
資源出しに来たついでに気軽に立ち寄れる交流スペースを設けており、「世代を超えて新たな交流が生まれる拠点」を目指しています。
交流のきっかけとしてリユースコーナーを設置している拠点もあります。
リユースコーナー設置拠点についてはスマートこうべをご覧ください。
【2月上旬~5月下旬】使用済みの使い捨てカイロを回収します
~中身の鉄を再利用する実証実験開始~
このたび、ごみの減量・資源化を目的として、神戸市内のエコノバ(資源回収ステーション)で使用済みの使い捨てカイロを回収し、中身の鉄粉を資源として再利用する実証実験を開始します。
実証実験の内容
回収期間:2025年2月上旬~5月下旬(予定)
回収場所:神戸市内のエコノバのうち、32か所
※対象のエコノバは下記一覧を参照ください。
回収対象:使用済みの使い捨てカイロ(メーカーは問わない)
回収方法:エコノバに設置している専用の回収ボックスで回収
リサイクル方法:
回収したカイロは、連携先の小林製薬株式会社へ引渡し、小林製薬にて内容物と不織布袋に解体・分別を行い、内容物をアミタサーキュラー株式会社へ引渡します。その後、内容物中の鉄粉を還元処理することで鉄鋼製品の原料として生まれ変わります。
使用済み使い捨てカイロを回収するエコノバ一覧
こちらの
チラシ(PDF:614KB)をご覧ください。
(参考)本市での使用済みの使い捨てカイロの回収方法
本市では、使用済みの使い捨てカイロは、普段は「燃えないごみ」として回収しています。今回の実証実験では、エコノバで回収しているほかのプラスチック資源と同様に、施設の開館日であればいつでも持込みできます。
現在開設中のエコノバ(資源回収ステーション)
詳細は一覧(PDF:706KB)をご覧ください。
「KOBEPLASTICNEXT」ウェブサイトでもご案内していますので、ご確認ください。