最終更新日:2025年2月14日
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2025年2月12日(水曜)、グループ代表者および市内医療機関より、2月9日(日曜)及び10日(月曜)に「辰己寿司」で調理された寿司を喫食し、複数名が食中毒様症状を呈しているとの届出が本市保健所西部衛生監視事務所に寄せられました。
同所の調査の結果、2月9日(日曜)および10日(月曜)に「辰己寿司」で調理された食事を喫食した3グループ17名のうちの調査のできた13名が、2月10日(月曜)より嘔吐、下痢、腹痛等の症状を呈していることが判明しました。
当該施設で調理された食事以外に共通する食事がないこと、患者便9検体及び無症状の調理従事者便1検体からノロウイルスGⅡが検出されたこと、発症状況が類似しておりノロウイルス食中毒の症例と一致すること並びに患者を診察した医師より食中毒の届出があったことから、神戸市保健所長は当該施設で調理された食事を原因とする食中毒と断定し、当該施設に対して営業停止(2月13日(木曜)から2月15日(土曜)までの3日間)を命じました。
なお、患者は全員快方に向かっています。
2月9日(日曜)および10日(月曜)に原因施設で調理された食事
ノロウイルスGⅡ
2月9日(日曜)および10日(月曜)
2月10日(月曜)0時00分(初発患者)
ノロウイルスは感染力が大変強く、全国でたびたび大規模な食中毒の原因となっています。
冬期に流行する感染性胃腸炎の多くがノロウイルスによるものであることが知られており、ノロウイルスはおう吐物やふん便を通じて広がる感染症という面もあるため、次の点に注意しましょう。