最終更新日:2025年4月7日
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“社会を明るくする運動”は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
テレビや新聞では、毎日のように事件(犯罪)のニュースが報道されていますが、安全で安心な暮らしはすべての人の望みです。犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。取締りを強化して、罪を犯した人を処罰することも必要なことです。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることも、とても大切なことです。
立ち直りを支える家庭や地域をつくる。そのためには、一部の人たちだけでなく、地域のすべての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。“社会を明るくする運動”では、犯罪や非行のない地域をつくるために、一人ひとりが「自分に何ができるか?」を考え、参加するきっかけをつくることを目指しています。
この運動は、法務省が中心となって唱える運動であり、1951年(昭和26年)から始まっています。
犯罪や非行をした人を、再び地域社会に受け入れ、望まない孤独や社会的孤立などの生きづらさという課題に我が事として関わるコミュニティの実現に向け、次のことに力を入れて取り組む。
生きづらさに寄り添い、立ち直りを支援する方法は様々です。
自らの過去と向き合い、罪を償って立ち直ろうとしている人たちへのご理解を、よろしくお願いします。
日本更生保護協会が行っている「立ち直り応援基金」等にご協力ください。
※法務局「立ち直り応援基金」ページ(外部リンク)
7月は「社会を明るくする運動」の強調月間・再犯防止啓発月間です。この期間を中心に「社会を明るくする運動」の様々なイベントや広報活動、シンポジウムが行われています。
更生保護ボランティアを行っている団体(例:保護司会、更生保護施設、更生保護女性会、BBS会、協力雇用主)の活動に参加する。
※法務局「更生保護を支える人々」ページ(外部リンク)
第61回“社会を明るくする運動”から「黄色い羽根」を社会を明るくする運動のシンボルマークとして全国で活用しています。幸福の黄色い羽根は、犯罪のない幸福で明るい社会を願うシンボルとして使用されているもので、その由来は更生保護のシンボルマークであるヒマワリの黄色と、刑期を終えて出所した男性をあたたかく迎える夫婦愛を描いた映画「幸福の黄色いハンカチ」(1977年、山田洋次監督)からとったものです。
更生保護制度施行50周年(1999年)を記念として、甲骨文・金文の「生」をモチーフに、樹木の芽が伸びていくように、今、そして未来を生きていく様を表現した「生きるマーク」が作成されました。その後、更生保護制度施行60周年(2009年)を機に、更生保護のシンボルマークとなりました。
2023年度から『灘・安全安心運動区民大会(灘防犯協会が主催)』と『「社会を明るくする運動」区民集会(灘区保護司会等が主催)』を統合して開催します。
また、統合開催することで、私たち区民がこれまで以上に一丸となって連携し助け合いながら犯罪や交通事故のない安全、安心なまちにしていくことを目指します。
2024年10月20日(日曜)午後1時30分~午後4時00分
灘区民ホール5階大ホール(灘区岸地通1-1-1)
第54回六甲まもりの賞授賞式、大会宣言決議、作文朗読、吹奏楽演奏、合唱等