最終更新日:2025年7月11日
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海に近い垂水区は、古くから漁業が盛んで、かつては製塩も行われていました。塩分のとりすぎは高血圧の主な原因のひとつですが、後期高齢者医療レセプトデータによれば、塩にゆかりのある垂水区は、高血圧で通院している人や高血圧が原因で脳出血を起こす人が、他区に比べて多い状況がわかりました。
そこで、垂水区の健康課題である高血圧、その重症化により発症する脳出血を予防するために、広く垂水区民を対象に減塩対策を実施しています。
また、区内で高血圧の治療中の方や脳出血の発症が特に多い塩屋地域には、重点的な働きかけを行うこととしています。
SIO:Salt Intake and Origin from general foods:塩分摂取の仕方と一般食品からの起源。自ら塩について考え、選ぶことができる。
スーパーや飲食店、食品メーカー等の連携・協力を得て、区民が減塩を実現しやすい「食環境整備」を図っています。
垂水区は、日本高血圧学会減塩・栄養委員会の認定する『JSH減塩食品リスト掲載品』を推奨しています。
JSH減塩食品とは「食塩相当量を20%以上減じたもの」「指定する栄養成分(カリウムなど)を表示・公開していること」「通常品とおいしさが同等レベルにあるもの」など複数の審査基準をクリアした商品です。
垂水区内では、「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」「垂水漁港食堂」で使用されているほか、「コープこうべ」など区内のスーパーで購入することができます。
垂水漁港食堂
コープこうべ
シーサイドホテル舞子ビラ神戸で開催した減塩ランチ会で提供された、特製幕の内『有栖川弁当』(日本料理有栖川 豊田料理長考案)のレシピを紹介します。
レシピ画像をクリックするとレシピが展開します。
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減塩食品の活用により減塩率40%を実現。食塩相当量が1食あたり2.4gであるにもかかわらず、減塩を感じさせないお料理となっています。
レシピを活用して、ぜひご自宅でもお試しください!
お料理で使用されている減塩食品の取り扱い店は下記の一覧よりご確認下さい。
区内で減塩食を提供・考案してくださりそうな飲食店をご紹介ください。
また減塩食品を使用してみたい飲食店がございましたら、垂水区保健福祉課までご連絡ください。
SIO6プロジェクトが主催・共催して行ったSIO6イベントをご紹介します。
皆さんの地域に出向いて、健康学習会(15名以上の団体向け)を開催しています。お気軽に垂水区保健福祉課にご依頼ください。
塩と血圧の関係(PDF:1,182KB)
減塩方法(PDF:1,497KB)
日本高血圧学会が制定した毎月17日「減塩の日」にちなみ、(仮称)「たるみSIO(しお)6プロジェクト」を始動させました!
1月11日の「塩の日」にちなみ、「なぜ塩が血圧を上げるのか?」「血圧を下げるとどんな効果があるのか?」「そのためには皆で何をすればいいのか?」などについて、わかりやすく説明したパネルを展示しました。展示会での様子は区長日記をご覧ください。
JSH減塩食品を使った美味しく減塩をテーマに、シーサイドホテル舞子ビラ神戸「日本料理有栖川」豊田料理長考案の特製幕の内『有栖川弁当』を賞味しました。当日は区民100名が参集し、楽しく美味しく減塩する方法を学びました。
薬剤師会総会の中で、プロジェクトのPRを行い、参加された薬剤師の皆様に減塩啓発協力をお願いしました。その後、減塩醤油、減塩だし醤油を使った会席メニューが提供されました。当日に様子が区長日記をご覧ください。
垂水区民生委員児童委員が一同に会する研修会にて「(仮称)たるみSIO6プロジェクト」、垂水区がトレンドとしている「薄味を感じさせないおいしく減塩する方法」を、漫才やクイズを交えてご紹介しました。笑いあり、大いに盛り上がった研修会となりました。当日の様子は区長日記をご覧ください。
2024年11月11日:区老連女性幹部向け研修
2024年11月13日:塩屋婦人会消費者学級(PDF:331KB)