最終更新日:2025年3月28日
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脳出血は生命にかかわる他、将来要介護の状態にもなりやすい深刻な病気です。
垂水区では1人でも多くの方の脳出血を予防するため、令和4年の日本人の塩分摂取量が男性10.5g、女性9.0gのところ、高血圧治療中の方の1日の目標塩分摂取量6gをめざすプロジェクト、(仮称)「たるみSIO(しお)6プロジェクト」を2024年12月17日より、区民の皆様と一体で取り組みを開始しました。
*SIOとはSalt Intake and Origin from general foods(塩分摂取と一般食品からの起源)の略称
海に近い垂水区は、古くから漁業が盛んで、かつては製塩も行われていました。塩分のとりすぎは高血圧の主な原因のひとつですが、後期高齢者医療レセプトデータによれば、塩にゆかりのある垂水区は、高血圧で通院している人や高血圧が原因で脳出血を起こす人が、他区に比べて多い状況がわかりました。
そこで、垂水区の健康課題である高血圧、その重症化により発症する脳出血を予防するために、広く垂水区民を対象に減塩対策に取り組むとともに、区内で高血圧の治療中の方や脳出血の発症が特に多い塩屋地域で、重点的な働きかけを行うことをしています。
「なぜ塩が血圧を上げるのか?」「血圧を下げるとどんな効果があるのか?」「そのためには皆で何をすればいいのか?」などについて、わかりやすく説明したパネルを展示しました。展示会での様子は区長日記をご覧ください。
減塩食品や調味料を使用した舞子ビラ料理長考案の特製幕の内弁当を試食し、
美味しく減塩する工夫を体験いただきました。
塩と血圧のお話をお聴きいただき、協賛企業9社より提供された減塩食品、
調味料を配布しました。
当日はJ:COMのカメラが入り放映していただいた他、神戸新聞社にも取材
していただき、3月2日(日曜)の県下広域版(JPG:358KB)にも
掲載していただきました。当日の様子は区長日記をご覧ください。
協賛企業:味の素(株)、イチビキ(株)、オタフクソース(株)、亀田製菓(株)、(株)合食、(株)新進、田中食品(株)、中田食品(株)、ヤマキ(株)
神戸新聞 2025年3月2日(日曜) 県下広域版(掲載許諾済)
2月17日の減塩ランチ会で提供された、有栖川弁当のお料理レシピをご紹介します。
減塩率40%で、食塩相当量が1食あたり2.4gであるにもかかわらず、減塩を感じさせないお料理となっています。
レシピを活用して、是非ご自宅でもお試しください!
また、作ってみられたご感想や評価なども垂水区保健福祉課までお寄せください。
レシピ集は左の画像をチェック!
垂水区内のスーパーで購入できる減塩食品の一覧を公開します。
舞子ビラ「日本料理 有栖川」豊田料理長考案 特製幕の内『有栖川弁当』お料理レシピでも多数使用されており、自宅で『おいしく減塩』を再現できます。
お近くのスーパーにて減塩食品を手に取ってみてください。
減塩食品の一覧は左の画像をチェック!
日程:12月17日
取り組みの概要:(仮称)「たるみSIO(しお)6プロジェクト」を始動させました!
高血圧や脳出血につながる食習慣を中心とした垂水区民の生活習慣や伝統・文化などを振り返っていただきながら、それをもとに、高血圧が起こるメカニズムや、減塩に向けた「お買い物」「食べ方」「料理」への取り組みについてSIO6学習会を実施しています。
日程:11月11日
取り組みの概要:区老連女性幹部会旅行で、日々の食生活を振り返り、減塩の仕方を学びました。(SIO6学習会)
日程:11月13日
取り組みの概要:塩屋地域の高血圧の原因を探りながら、減塩の方法について、皆で学習しました。(SIO6学習会)