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2023年度 完成施設

最終更新日:2025年4月17日

ページID:76002

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相楽園木造便所兼四阿(あずまや)

施設概要

  • 所在地  :神戸市 中央区 中山手通5丁目3-1
  • 主要用途 :公衆便所、休憩所
  • 構造規模 :木造、地上 1階
  • 延べ面積 :33.61平方メートル
  • 工期   :2023年6月 ~ 2024年1月
  • 設計事務所:Mio建築設計工房
  • 施行会社 :【建築工事(電気・機械設備工事合併発注)】(有)岩本建築工房

事業概要

相楽園内の既存便所と四阿の老朽化に伴い、2つの用途を併せた建物を新しく整備しました。

計画概要・デザインのポイント等

  • 相楽園は、国の名勝地に登録された日本庭園で、園内には重要文化財の建物や古くから残る茶室等も存在していることから、景観に配慮し、木造平屋の建物としました。
  • 屋根は日本瓦(一部ガラス瓦使用)と銅板葺き、外壁は土壁調の塗装、腰壁・土間は天然石洗出し仕上げを採用。丸太の柱・軒桁には北山杉を使用しました。
  • 四阿の腰掛からは、前面に広がる芝生広場を見渡せるように、壁をなくして開放的にしました。
  • トイレは、明るく清潔感ある空間を意識し、各トイレブースには自然光が入るよう計画しています。
  • 本建物には木材を多数利用しています。木材は雨や湿気で濡れた状態が続くと腐食が進行しやすいため、できる限り雨掛りを少なくし、換気・通気を良くすることを考えました。具体的には、基礎コンクリートは腰壁まで高く立ち上げる、軒の出を深くする、丸太柱の足元小口に雨が溜まらないよう抜けやすくする納まりとする等の工夫を行っています。
公共空間デザインアドバイザーのコメント

【伝統と実用の美の共演】
日本の伝統文化とモダンスタイルが、小さな木造建築に詰め込まれています。
外側には名勝の格式を意識した腰掛待合があり、庭園鑑賞の合間に一息つける憩いの場所となっています。
内側は誰もが快適で便利に、また和を感じる落ち着いた質感のトイレ空間となっています。
 

相楽園外観
外観 四阿(あずまや)側
 

四阿
四阿(あずまや)腰掛からの景色

相楽園2
外観 トイレ側

toiletinside

内観 トイレ入口部
 

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垂水駅前立体原付駐車場・一般車ロータリー

垂水駐車場

施設概要

  • 所在地  :神戸市 垂水区 天ノ下町1
  • 主要用途 :自動車車庫(原動機付き自転車専用駐車場)
  • 構造規模 :鉄骨造、地上 3階
  • 延べ面積 :1,360平方メートル
  • 工期   :2022年9月 ~ 2023年12月
  • 設計事務所:(株)山本設計
  • 施行会社 :【建築・土木工事】湊建設工業(株)
  •       【電気・機械設備工事】(株)オールライト
  •       【昇降機設備工事】フジテック(株)

事業概要

垂水駅(西口)利用者の利便性や安全性の向上及び駅周辺の混雑緩和を図るため、駅北西側に一般車用のロータリーが求められていました。周辺にはロータリーを整備できる敷地がなく、もともと原付の青空駐車場があった場所(道路)にロータリーを整備し、その上部に原付専用の立体駐車場を新築することになりました。

計画概要・デザインのポイント等

  • 敷地となる道路には電気、CCB、上下水道、雨水、ガスといった様々なインフラ設備が埋設されています。これらのインフラ設備を避けつつ、1階のロータリーと駐車場、2,3階の駐車場の配置をしました。
  • 外壁に配置されたアルミルーバーは「垂水」の由来である「滝」、「水の流れ」を表現しています。また、ガラス手摺柵等と融合させることで、建物に透明感を与え、圧迫感・威圧感を軽減するデザインとしました。
  • 夜間景観では、間接照明を採用し、落ち着いた雰囲気を目指しました。駐車場の外周に回る大庇にやわらかく光を当て、緩やかな印象を与える計画としています。
公共空間デザインアドバイザーからのコメント

【光と陰影で表現する】
駐車スペースを大きく広がる庇の影の中に取り込むことで、駅前の雰囲気を壊すことなく、利便性と秩序ある景観を両立させています。
夜は照明によって光と陰影の空間が反転し、安全性と共に交通拠点としての動きをデザインしています。
 

垂水駐車場夕景
外観 北西側(夕景)

駐車場内
3階 駐車場

垂水駐車場2
外観 南北側

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建築住宅局技術管理課