口腔がん検診の実施

最終更新日:2025年2月17日

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口腔がん検診

口腔
口腔がんは口腔(口の中)にできる悪性腫瘍です。口腔がんの約6割は舌がんです。上下の歯肉(歯ぐき)、頬粘膜(頬の内側)、硬口蓋(上あご)、口唇にもできます。がん全体の約2%ですが、日本では、罹患率、死亡率ともに、年々増加傾向にあります。
口腔がんの発生原因としては喫煙(タバコ)や飲酒(アルコール)、むし歯や合わない入れ歯による慢性刺激などがあげられます。主な自覚症状は、口の中の違和感、痛み、口内炎がなかなか治らないなどがあります。
タバコ酒

口腔がんが進行すれば、食べる・飲み込む・話すといった口の機能に大きな影響を及ぼします。また、手術による顔の変形や、命にもかかわるため、早期発見・早期治療が重要です。
神戸市では口腔がんの早期発見・早期治療を目的に、口腔がん検診を実施しています。1年以内に歯科へかかっていない方、気になる方は、口腔がん検診を受けましょう。

対象

40歳以上
≪3月まで≫1985(昭和60)年3月31日以前に生まれた方
≪4月から≫1986(昭和61)年3月31日以前に生まれた方

検診料

500円

検査内容

日本口腔外科学会の専門医(口腔がんを専門に診る歯科医師)が検診を実施します。
お口の中の舌、頬の裏、歯肉(歯ぐき)などの粘膜を診ます。必要に応じて、粘膜やリンパ節などに触って、しこりの有無などを調べる場合があります。

実施場所

〒650-0021 中央区三宮町2-11-1 センタープラザ西館5F 509号室 
神戸市歯科医師会附属歯科診療所

実施日時

毎月4回実施、1回の定員18人
実施日は「おでかけKOBE」または神戸市歯科医師会ホームページをご覧ください。
実施時間:9時30分 ~ 12時30分、所要時間は15分程度

持ち物

住所・氏名・生年月日がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証、運転免許証など)
無料受診の対象者は証明できる書類

無料で受診できる方

以下のいずれかの要件に該当する方は、神戸市の口腔がん検診を無料で受診できます。

  • 「世帯全員が市民税が非課税または均等割のみ課税の世帯」に属する方
  • 生活保護受給者の方
  • 特定中国残留邦人等支援給付受給者の方
  • 「40歳総合健診」対象者の方:令和7年度対象者は「40歳総合健診受診券」を受診の際に提出してください。令和6年度対象者は年齢を確認できるものを持って、41歳の誕生日の月末までに受診してください。
  • 70歳以上の方:≪3月まで≫1955(昭和30)年3月31日以前に生まれた方、≪4月から≫1956(昭和31)年3月31日以前に生まれた方

受診の際に証明できない場合は、有料で受診していただくことになります。
令和7年度から、「世帯全員が市民税が非課税または均等割のみ課税の世帯」に属する方で、神戸市(保健課)で調査することに同意いただける方は、申込時に同意するにチェック願います。その調査結果を後日メールで連絡します。

申込方法

神戸市歯科医師会ホームページまたは「おでかけKOBE」で検診日程を確認の上、e-KOBEからWEB申込(先着順)してください。土日祝日除いた検診日の3日前まで予約可能です。都合が悪くなった場合は前日までe-KOBEからキャンセルできます。当日のキャンセルは「神戸市歯科医師会 口腔がん検診専用 電話」にお願いします。

問い合わせ先

検診内容・場所等については
神戸市歯科医師会 口腔がん検診専用 電話 078-391-5150 または FAX 078-391-6480 へお願いします。

申込方法については
健康局保健所保健課(口腔保健支援センター) 電話 078-322-6370 へお願いします。
 

レッド&ホワイトリボン
口腔がんに対する正しい知識を世に浸透させ、口腔がんの早期発見と検診の受診を促進させる目的として米国でも広まっているシンボルです。

 

過去のお知らせ

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お問い合わせ先

健康局保健所保健課