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最終更新日:2025年9月5日
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フッ素は、自然界や日頃何気なく飲んでいるお茶や海産物などの食品中にも広く存在しています。
フッ素をむし歯予防のために用いるときは、フッ化物(フッ素化合物)として用います。
むし歯になりやすいのは、子どもの場合は、生えて間もない乳歯や永久歯です。大人の場合は、歯肉がやせて出てきた歯の根の部分や歯と歯の間です。
むし歯のなりやすさ(リスク)年齢によって、フッ化物を組み合わせて利用しましょう。
塗布薬を歯に塗る方法です。1歳頃から1年に2~4回の継続塗布を行ないます。歯科医院でご相談ください。
神戸市では、1歳6か月児健診と3歳児健診の当日に、希望者に対し有料でフッ化物塗布を実施しています。(歯科医師の可否判定あり)
フッ化物溶液で口をすすぐ方法です。うがいが上手にできる4歳頃から可能です。歯科医院でご相談ください。
市内保育所(園)、市立幼稚園および一部の私立幼稚園では、4、5歳児の希望者にフッ化物洗口を実施しています。
歯をみがく時、フッ化物配合歯みがき剤を1日に2回以上使うと、むし歯予防効果があります。スーパー・薬局などで購入できます。
モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)、フッ化ナトリウム(NaF)、フッ化スズ(SnF2)と表示があるものは、フッ化物が配合されている医薬部外品であり、『むし歯予防』の効果が認められています。「気にしていなかったけど、フッ化物配合歯磨剤を使っていた!」という方も多いのではないでしょうか。
より効果的に使うためにフッ素配合歯磨剤の正しい使い方をご紹介します。
①年齢に応じた量の歯磨剤をつける
②みがく前に歯磨剤を歯面全体に広げる
③2~3分間、泡立ちを保つように磨く
④歯磨剤を吐き出す
⑤5~15mlの水を口に含む
⑥5秒間程度、ブクブクうがいをする
⑦うがいは1回だけ!
⑧1~2時間程度は、飲食をしない
フッ化物配合歯磨剤を上手に使い、むし歯のない健康なお口をめざしましょう!