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ホーム > 環境 > 生物多様性 > 特定外来生物「ツヤハダゴマダラカミキリ」

特定外来生物「ツヤハダゴマダラカミキリ」

最終更新日:2025年4月7日

ページID:53525

ここから本文です。

見つけたらご連絡ください

ツヤハダゴマダラカミキリによる被害を防止するためには、何よりも早期発見・早期防除が重要です。市内でツヤハダゴマダラカミキリに似た昆虫やフラス(幼虫の糞と木くずの混合物)を発見された場合は、神戸市環境局自然環境課にご連絡ください。
※可能な場合は、写真を撮影・提供してください。
【連絡先】神戸市環境局自然環境課 E-mail:biodiversity@city.kobe.lg.jp

ツヤハダゴマダラカミキリとは

生態と被害

中国が原産の外来昆虫です。日本固有のカミキリムシであるゴマダラカミキリに非常によく似ていますが、翅の付け根に凹凸がない点、頭の下に白い紋がない点等で区別できます。公園の樹木や街路樹として植えられている様々な木に寄生します。神戸市では特にアキニレを中心に好んで食害しており、食害された樹木は枯死する場合もあります。国内では2002年に横浜市で初めて確認された後、一度根絶されましたが、近年、全国的に被害が拡大しています。
なお、ツヤハダゴマダラカミキリに毒性は無く、人体への被害は報告されていません。

神戸市での対策

成虫は6月から9月に発生し、冬には死滅しますが、卵や幼虫、蛹は樹木の中で越冬します。本種の対策として、冬期に個体が潜んでいる樹木を伐採することが最も有効な方法とされています。
このため、神戸市では、2021年度と2022年度の冬期に、主に六甲アイランド内の公園において被害を受けて枯れてしまったアキニレを500本以上を伐採し、焼却しました。
また、市民参加型の分布調査や、捕獲した成虫を回収する「カミキリポスト」の設置などの対策に取り組んでいます。

ツヤハダ被害木
ツヤハダゴマダラカミキリ(メス、左)
ツヤハダゴマダラカミキリに食害され枯死した樹木(右)

ツヤハダゴマダラカミキリを見分けるポイント

見分け方
ツヤハダゴマダラカミキリの特徴としては

  1. 棘(とげ)がある頭の下部分に白い模様がない
  2. 翅(はね)の付け根部分に白い模様がない
  3. 翅(はね)の付け根部分がツルツル

という点があります。

6月~8月は「カミキリポスト」を設置しています!

六甲アイランド内で捕まえた成虫を回収するため、カミキリポストを設置しています。
生きたままの移動は禁止されていますが、カミキリポストによる捕獲は環境省から許可を受けています。
ポストに集まったツヤハダゴマダラカミキリは神戸市が回収・駆除します。
場所:六甲アイランド情報交流センター
(六甲ライナーアイランドセンター駅1階)
期間:2024年6月1日~8月31日
開館時間:10~16時(ただし8月14日~17日は休館)

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スマホアプリ「Biome」を活用した市民参加型の生物調査【夏休み生きものクエスト~神戸で夏の生きものさがし~】

昨年度に引き続き、ツヤハダゴマダラカミキリの分布を確認するため、スマホアプリ「Biome」を使った調査を行います!
今年は里山の生きものや神戸市で確認されている外来種以外にも、ツヤアオカメムシやチャバネアオカメムシといった神戸市でよくみられるカメムシも一部対象としています。
スマホを片手に、生物調査をしてみませんか?

クエスト対象種などの詳細は、以下のページからご確認ください。

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お問い合わせ先

環境局自然環境課