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自動運転

最終更新日:2025年7月24日

ページID:7476

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自動運転技術の活用によってさまざまな社会課題の解決が期待されます。
神戸市では、地域の移動課題の解決や公共交通の担い手不足への対応策、また、自動運転車両が走ることが地域の活性化につながる可能性があると期待し、実証実験等の取り組みを支援しています。

本市では、新たなテクノロジーの導入による地域の活性化や魅力向上、将来の公共交通の運転手不足への対応や交通手段の確保のために、連携パートナーとともに自動運転の実装に向けて取り組むこととしています。

このたび、本市と日産自動車株式会社の連携による自動運転の実証事業が国費に採択されました。官民連携にて、本事業における実証実験を通じて自動運転モビリティサービスを技術的に検証するとともに、地域住民の声を反映したサービス設計に取り組んでまいります。

1.2025年度実証事業

(1)役割

①事業主体 :神戸市

②連携パートナー :日産自動車株式会社

(2)対象エリアと選定理由

神戸市内灘五郷エリア
 

本市では、日産自動車株式会社からの提案を受け、市民のみならず観光客も多く訪れる灘五郷エリアにおいて、自動運転技術を活用した新たな移動体験の推進に取り組むこととしました。
今後、地域の魅力向上とともに、社会受容性や持続可能性の観点も含め、安全かつ快適な移動手段の提供を目指します。

酒蔵MAP
 

(3)運行車両

  • 車両名 :現行「日産リーフ」
  • 車両メーカー:日産自動車
  • 台数 :1台
  • 乗車定員  :5名(運転手含む)

自動運転車両

 

(4)実証事業のスケジュール(予定)

日程

項目

2025年10月~12月

準備運行

-テスト走行による課題洗い出しと対策

2026年1月~2月

実証運行・試乗運行

-神戸市民の試乗体験も検討中

実証運行・試乗運行の詳細(ルート、日程等)決定後、別途お知らせ予定

(5)将来的に目指す姿

今年度の灘五郷(神戸市内)での実証実験をふまえ、同エリアでの社会実装を実現するとともに、本市と日産自動車株式会社の連携により、ニュータウンなど生活の足として必要となる地域公共交通において自動運転技術の導入を目指します。

 

2.その他

(1)日産自動車株式会社の自動運転に関する取り組み

2024年2月28日 日産自動車、自動運転モビリティサービスの事業化に向けた取り組みを発表

2025年3月10日 日産自動車、進化したドライバーレス自動運転実験車の走行を公開

(2)国土交通省による対象国費採択結果

 

令和7年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)
地域公共交通確保維持改善事業費補助金 (自動運転社会実装推進事業)の公募結果について

 

なお、本市と他の連携パートナー(3事業者)との申請は不採択となりました
(参考)自動運転実証実験の連携パートナー決定

 

 

 

過去の取り組み(北区筑紫が丘周辺地域での実証実験)

 

 

2016年度から北区筑紫が丘周辺で、自動運転技術を活用した移動サービスの事業化に向けて、繰り返し実証実験を実施しています。
本取組みは、買い物や通院等に利用可能な近距離の移動手段の確保を目的として地域住民と民間事業者が中心となり、実施してきました。
2018年度からは、サービスの受容性の把握や利用者の求める機能・情報などを検証する「サービス実証」と、自動運転車両の安全な走行を検証する「技術・機能実証」に分けて実証を進めてきました。

取組内容についての動画:まちなか自動移動サービス
 

 

 

実施エリア

 

2016年度に神戸市郊外の計画的開発団地である北区筑紫が丘で始まり、2018年度以降は周辺地域である広陵町、小倉台、桜森町にも拡大しました。

実施エリア位置図

Map data from OpenStreetMap

実施体制

地域住民と民間事業者が中心となって取り組みが始まり、2018年度からは事業者による「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」が設立、2020年度からは地域住民が設立したNPO法人が、会員の募集や電話予約受付、アプリ利用・操作のサポート等の運営に協力しています。
神戸市は、本コンソーシアムに協力会員として参画し、広報活動への協力、実証実験の実施に必要な助言や関係機関との調整などの支援を行ってきました。

これまでの取り組み

実施年月 内容
2016年 普通車両を活用した有人の実証実験を開始
2016年度の実証実験概要
2017年11月~12月 低速の自動運転車両を活用した有人の実証実験を実施
2017年度の実証実験概要
2018年3月 見通しの悪い交差点部の電柱に設置したカメラを通じて、自動運転車両の安全かつ円滑な走行に向けた実証実験を実施
実証実験の開始に関するプレスリリース(株式会社日本総合研究所ほか)
2018年8月 民間事業者が中心となって「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」が設立
コンソーシアム設立に関するプレスリリース(株式会社日本総合研究所)
2018年12月~2019年2月 移動サービスや移動に関連した付加価値サービスの受容性の検証や需要見込み・コスト試算等の検証を目的とした実証実験を実施(対象地域を、北区筑紫が丘、広陵町、小倉台、桜森町の一部地域に拡大)
2018年度の実証実験概要
2019年12月~2020年2月 住宅地内外の移動サービスや移動に関連した様々なサービス(会員制のポータルサイトの開発や広告配信等)のニーズ・受容性等の検証を目的とした実証実験を実施
2019年度の実証実験概要
2020年3月 自動運転車両による「住宅地における路車間通信」の実証実験を実施
実証実験のプレスリリース(株式会社日本総合研究所ほか)
2020年12月 取組みに賛同した地域住民によって、NPO法人「まちなか☆モビリティー神戸北」が設立
まちなか☆モビリティー神戸北ホームページ
2021年1月~2022年3月 アプリを活用したラストマイル移動サービスや日常生活に利用可能な様々なサービスの検証や、ラストマイル移動サービスの有償化(1月中のみ無償実証)による事業採算性等の検証を目的とした実証実験を実施
  • 車載画像センサーで信号灯の色を検知し、交差点進入可否を自動判断することによる円滑な交差点走行技術の実証実験を実施
2020年度~2021年度の実証実験概要
自動運転の取り組みについての動画(ダイハツ工業株式会社)
2023年3月 軽自動車をベースとした自動運転車両を用い、自動走行技術や安全性等の確認を目的とした実証実験を実施
実証実験のプレスリリース(株式会社日本総合研究所ほか)

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お問い合わせ先

都市局交通政策課