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東遊園地の慰霊と復興のモニュメントには、私の両親のネームプレートが貼ってあります。震災当時教諭として務めていた小学校の4人の子供達の名前もあります。
1995年1月17日午前5時46分。3連休明けでした。
前日、両親には旅の土産を渡して「また来るね。」と別れました。
4人の子供達の担任は「また3連休明けに会いましょう。」と言って下校させました。
あの日迄に「2階で寝たほうがいいよ。」「大きな家具の近くで寝たらあかんよ。」と伝えておけば、また会えていたのでは・・・。
こんな思い、皆さんには絶対してほしくありません。
そのために、「何を」「どのように」つないでいくか。
未来を創っていく若い皆さんに期待しています。
神戸市教育委員会事務局 教職員研修所長 山下 准史