閉じる

自動翻訳(Machine-translated)

Language

閉じる

ホーム > 区役所 > 西区 > 区の紹介 > 西区この人 > 〈番外編2〉西区で活動する地域おこし隊、集合!

〈番外編2〉西区で活動する地域おこし隊、集合!

最終更新日:2025年6月25日

ページID:80063

ここから本文です。

3人の地域おこし隊が集まり、これまでの挑戦について語り合いました。

san1
左から、菱本隊員、鳥越隊員、中嶋隊員

隊員の紹介

【菱本隊員】

  • 大阪府出身
  • 2024年着任(2年目)。地域おこし隊としてJAで勤務
  • 地域の活性化につながればと、米粉のクッキー屋をオープン

 

【鳥越隊員】

  • 宮崎県出身
  • 2025年着任(1年目)。伊川谷を拠点に活動

 

【中嶋隊員】

  • 大阪府出身
  • 2024年12月着任(3年目)、任期は残り約半年
  • 主に「食と農」をテーマに活動
  • 伊川谷町でスパイスカレー屋をオープン予定

神戸市西区の好きなところはどこですか?

中嶋隊員:全部好きです!

一同:(笑)

中嶋隊員:大阪から来た時に、都市と農村が入り混じっている風景が新鮮だなと思ったんです。田んぼの農村風景がありながら、別の方角を向くとテクノ・ロジスティックパークがあって、都市があって・・・この絶妙にちょうどいい田舎と都市の混在。西区の好きなところです。この写真は、それがよくわかる写真かなと思います。
san2

菱本隊員:僕も似たような写真を選びました。通勤途中の平野町は都会にはない広さの畑が広がっていて、晴れていると、畑の奥に明石海峡大橋が見えるんです。都市部と畑が入り交じり、空が広くて、景色もいいなと、初めて見たときはとても感動しました。
san3

地域おこし隊になった理由

中嶋隊員:もともとレストランで働いていたのですが、コロナ禍で飲食店業界が衰退していく中、料理人としての在り方に疑問がありました。一度全然違うことをやってみようと、熱波師(サウナの中でロウリュサービスをする人)をしながら、神戸で里山のボランティア活動をし、そこで野外料理もしていました。
後々ビジネスにつなげたいという思いと、ボランティア活動に参加されていた別の地域おこし隊の隊員に話を聞いたことから、決意しました。

隊員の任期は3年ですが、これまでの2年半、築いてきた人脈はかなり生きています。農家の方や事業者とのつながりを活かしたいと考え、飲食店をすることを決めました。

私が隊員になったときは、地域おこし隊という名前も定着しておらず、孤立しているような状況でした。やりたいことを紙に書き出し、がむしゃらにやっているうちに繋がりができてきました。今、西区では地域おこし隊が増え、一緒に考えたり、それぞれの人脈を紹介したりできるようになっていますので、非常にいい形だと思います。
san4

菱本隊員:僕もコロナがきっかけでした。
東京で働いていた時に実家のある大阪の両親が大病を患いましたが、コロナ禍真っ只中で感染のリスクや長距離の移動が制限され思うようにサポートできませんでした。このことがきっかけで自分にとっての家族とは何なのか見つめ直し、何かあっても実家のサポートができる距離で、かつ、これまでの経験を生かせるようなこととして地域おこし隊が合っていると考え応募に至りました。
現在は両親共に元気にしています。

地域でどのような存在でありたいですか?

中嶋隊員:何かわからないことがあれば、中嶋君に相談してみようと思われるような存在になりたいです。

菱本隊員:同じですね。頼られる存在でありたいです。

印象的だった活動を教えてください。

中嶋隊員:始めて開催した料理教室が印象的です。

親子向けの教室だったのですが、進行具合が人によって全然違い、なかなか思い通りにいかず苦戦しました。以降は考えては実践の繰り返し、デモンストレーションの工夫や、焼成時間にはクイズ大会を開催するなど、参加者に楽しんでもらう仕掛けを取り入れました。
軌道にのってからは毎回来てくれるご家族もおり、こどもが嫌いだった野菜が料理教室を通して克服したと教えてもらった時は本当にうれしかったですね。

また、学校周辺の農家の廃棄野菜を使った調理実習を実施し、先生方や保護者の方にも喜んでいただけました。
今後は、自分が入らなくてもそんな動きが地域で続けばいいなと思います。

san5

菱本隊員:運営サポートを担当している楽農アカデミー(神戸学院大学とJA兵庫六甲が協同で行う社会人向け新規就農者プログラム)で収穫した野菜を、受講生と共に大学の文化祭やオープンキャンパスで出店販売しているのですが、受講生同士が一つになって進めていき、販売を通じて受講生の仲が深まっていく姿を見ることができたのがとてもうれしかったです。

今後の抱負を教えてください!

中嶋隊員:スパイスカレー屋さんを軌道に乗せたいと思っています。地元農家さんとのつながりを大切に、地域の野菜を使いながら、地域に受け入れてもらえる飲食店を目指したいです。

菱本隊員:地元の農産物を地元の就労支援施設で加工、地元で消費できるような循環型の「農福連携」事業を進めていきたいです。活動を通じて、生産者・就労支援施設・消費者と「三方良し」につながればと思っています。

鳥越隊員:学生とメンマを作りたいです。まずは何か形に残したいです。

地域の方へ伝えたいことはありますか?

中嶋隊員:今後、西区も地域おこし隊が増えていくと思います。受け入れて、応援していただけたら嬉しいです。

お問い合わせ先

西区総務部地域協働課