最終更新日:2025年2月5日
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インタビューの内容は2025年1月時点のものです。
押部谷町木幡で自家栽培しているお米を利用してビールを醸造しています。
西区でビールを醸造している団体はここだけで、1か月に1,500リットルのビールを、ひとりで醸造。
自分で栽培したいちごを使用したビールも醸造していて、地場の特産物を利用することにもこだわっています。
高校の同級生から、ビール製造の機械を販売している会社を紹介してもらったことや、家族の後押しもあって、思い切ってサラリーマンを辞めて醸造の世界に飛び込みました。
実はビールが好きという理由から始めたわけではないんです(笑)
2年半ほどビール造りの免許がとれず、苦しい時期もありましたが、2023年12月から販売を開始することが出来ました。
リピートして買いに来てくれる人がいることや、人づてに美味しいと言っていた話を聞いたときは、直接美味しいと言われた時よりも、本当に「美味しい」と思ってもらっていると感じられ励みになります。
岩岡のトマト農家さんの廃棄前のトマトを使用したビールや、はちみつを使用したビールを企画しています。
すべての責任が自分にあり、ビールの醸造は厳しい道のりです。そういった意味で、サラリーマンのありがたみは感じますが、戻りたいとは思いません。
ビールは、仕込んでから完成までに1か月かかります。作るごとにビール造りの精度は上がっており、時間をかけてビールづくりの楽しさを味わっています。
田舎で第二の人生をはじめ、充実した日々を過ごしていきます。