最終更新日:2024年12月27日
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近年、病院・施設等では給食業務の外部委託が増え、その実施方法には様々なケースが出てきています。
その中で、個別に対応した給食の提供等、品質の良さも求められており、効率化と品質管理の両立がますます重要となっています。今回は「円滑な給食施設管理の為のチェックポイント~給食業務委託先とのよりよい連携方法を含めて~」をテーマとした講演をメインに、会場・オンラインのハイブリッド方式で広く開催しました。
対象:市内病院・介護老人保健施設・介護医療院・老人福祉施設などに所属する管理栄養士
日時:2024年11月26日14時30分~16時45分
場所:中央区文化センター
参加者:115名(会場68名、オンライン47名)
①講演「円滑な給食施設管理の為のチェックポイント~給食業務委託先とのよりよい連携方法を含めて指導助言者の立場から~」
株式会社メディカルフロンティア 代表取締役 吉田綾子氏
複数の給食会社にて各現場を指導・助言されているご経験から、衛生面を含む給食管理のチェックポイントや、病院・施設側と給食会社側とのより良い関係性を作るために心掛けられていることなど実際の対応例を交えたお話があり、参加者からは「指導助言者の立場でどこを重視して見ているかがわかった。」「委託している給食会社とのやりとりがスムーズに行かないことあったため対応方法について参考になった。」等のご意見が多数ありました。
②グループワーク「標準的な栄養スクリーニングを含む栄養状態の評価(GLIM基準)」「退所時の栄養情報連携」の実施状況について
1班5~6名により、今年度の診療報酬および介護報酬改定により新たに出てきた事項への取組み状況を中心に情報交換を行いました。「他施設の取組み状況を知ることができ、大変有意義な時間であった」「困っている事や課題を解決するヒントになった」「もっと時間がほしかった」等のご意見がありました。