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最終更新日:2025年1月17日

ともしびプロジェクト

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市立学校園では、これまで教員や保護者・地域が震災体験から学んだ教訓を子供たちに伝えてきましたが、震災から約30年が経過し、これまで防災教育を受けてきた世代が伝える側になる転換期を迎えています。

2024年度は、震災から30年を迎える節目の年度として、全学校園で防災教育に重点的に取り組む「ともしびプロジェクト」を展開しています。

ともしびプロジェクトの「3つの視点」

これまでに学校園において、防災教育を通じて新たなる神戸の歴史を積み重ね続けている思いを「ともしび」に例え、
以下の3つの視点で活動に取り組みます。

「みつめる」

震災から得た教訓を学ぶ活動

「いかす」

人とのかかわりを大切にして、生命を守る活動

「つなぐ」
誰かのこころに寄り添う感性を高め、自ら主体となってつなぐ活動
ロゴマーク
各学校園や教育委員会が作成するプリントや資料に使用しています。
tomoshibibanner

教育長メッセージ・記者会見

2024年4月に、教育長が「ともしびプロジェクト」スタートを呼びかける動画を学校園に配信し、
2024年9月に記者会見を行い、
防災教育への思いや防災意識を高めるメッセージを伝えました。
記者会見(2024年9月10日)

主な取組例(2025年1月17日現在)

教育委員会事務局

震災30年 防災メッセージ

神戸の防災教育を受けてきた世代が、保護者や地域防災を担う人材となっていることに着目し、市立学校園に通う児童生徒の保護者から、子供たちへ伝えたい防災メッセージを募集しました。いただいたメッセージは、防災イベントやホームページ等で紹介するとともに、今後の防災教育に活用していきます。

・「神戸防災のつどい2025」の神戸三宮センター街会場で1日限りの展示を行います
 日時 2025年1月19日日曜 13時から17時まで
 場所 「屋台プロジェクト」ベンチ(生田筋と京町筋の間に設置)
 ベンチ


いただいたメッセージ(抜粋)(PDF:321KB)

学習用端末を活用した防災啓発

小中学生のGIGA端末のロック画面に、「くらしの防災ガイド」や防災教育副読本「しあわせ はこぼう」と連携し、防災意識を啓発するメッセージを月替わりで表示しています。

防災教育副読本「しあわせ はこぼう」の改訂

神戸地方気象台等関係機関と連携し、これからの防災教育に適した内容に一部修正します。

 学校園

全ての学校園で、地域や保護者、民間企業等と協働した防災学習や被災地との交流等を実施しており、
特に防災教育推進校では創意工夫し特色ある取組を行っています。

防災教育推進校(1園8校)

学校園名 概要
灘すずかけ幼稚園 親子で防災リュックづくり
成徳小学校 成徳防災プロジェクト
若宮小学校 防災啓発ロック画面を活用した授業
井吹西小学校 自分だけの防災セットを作ろう
福島県出身大学生を招いて児童と交流
鷹匠中学校 合唱曲「ともしび」制作
駒ヶ林中学校 長田の語り部になる!
復興祈念モニュメントの制作
太田中学校 防災ダンスムービー「ダンスDE防災」の制作
ダンスDE防災(ダンサブルバージョン)

ダンスDEぼうさい(ゆっくりずむバージョン)
舞子中学校 避難所運営ワークショップ
科学技術高校 水害から神戸のまちを守る仕組み
災害時にも活用できる蓄電池を利用したEV電車の研究
企業合同避難訓練の実施
いぶき明生支援学校 体験型防災学習~防災スリッパを作ろう~
他の学校園での事例
学校園名 概要
桜の宮中学校 防災・減災をテーマにしたイマーシブシアター(観客参加型演劇)制作

 

お問い合わせ先

教育委員会事務局学校教育部学校教育課