ホーム > 健康・医療 > 感染症・予防接種 > 予防接種 > 大人が受けられる予防接種 > 帯状疱疹ワクチンの定期接種(4月1日より開始)
最終更新日:2025年4月7日
ページID:77707
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接種日時点で神戸市民である、以下のいずれかに該当する方
経過措置として、2025年度に70、75、80、85、90、95、100歳以上になる方も対象です。
詳しくは2025年度定期接種・市独自補助の対象者(PDF:151KB)をご覧ください。
※2025年度に対象とならない66歳以上は、2026年度から2029年度の間で70、75、80、85、90、95、100歳になる年に対象となります。
2026年度以降の対象者については、経過措置として定期接種の対象となる方・対象年度(PDF:142KB)をご確認ください。
2025年4月下旬
※送付までに接種を希望される方は、予防接種券の発行申請を行ってください。
原則、過去に帯状疱疹ワクチンを接種された方は対象外
(ワクチンの効果や既往歴等を踏まえて医師が必要と判断した場合は定期接種の対象です。接種医と相談し、保健課にご連絡ください。)
2025年4月1日から2026年3月31日まで
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン):1回
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス):2回
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン):4,000円
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス):10,000円/回
ただし、以下のいずれかに該当する方は無料
無料となる対象の方は、接種前に「無料となる場合の証明書類」を医療機関の窓口で提示してください。
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の2種類あります。
接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス) | |
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接種回数(接種方法) | 1回(皮下に接種) | 2回(筋肉内に接種) |
接種スケジュール | ー | 通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種 ※病気や治療により、免疫の機能が低下し たまたは低下する可能性がある方等は、医師 が早期の接種が必要と判断した場合、 接種間隔を1か月まで短縮できます |
接種できない方 | 病気や治療によって、免疫が低下し ている方は接種出来ません。 |
免疫の状態に関わらず接種可能です。 |
接種に注意が必要な方 | 輸血やガンマグロブリンの注射を受 けた方は治療後3か月以上、大量ガン マグロブリン療法を受けた方は治療後 6か月以上置いて接種してください。 |
筋肉内に接種をするため、 血小板減少症や凝固障害を有する方、 抗凝固療法を実施されている方は 注意が必要です。 |
他のワクチンとの同時接種・接種間隔 |
|
医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能 |
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス) | ||
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帯状疱疹に対するワクチンの効果(報告) | 接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割以上の予防効果 |
接種後5年時点 | 4割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 | |
接種後10年時点 | ー | 7割程度の予防効果 |
合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。
ワクチンの接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
主な副反応の発現割合 | 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス) |
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70%以上 | ー | 注射部位の疼痛 |
30%以上 | 注射部位の発赤 | 注射部位の発赤 筋肉痛、疲労 |
10%以上 | 注射部位のそう痒感・熱感・腫 脹・疼痛・硬結 |
注射部位の腫れ 胃腸症状、悪寒、発熱 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | 痒み、倦怠感、全身疼痛 |
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