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最終更新日:2025年4月7日
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接種日時点で神戸市民で、初めてニューモバックスNP(23価肺炎球菌ワクチン)を接種する方で、以下のいずれかに該当する方
※過去に任意でニューモバックスNP(23価肺炎球菌ワクチン)を接種した方は対象外
65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで
1回
4,000円
ただし、以下のいずれかに該当する方は無料
※接種可能な日時は医療機関で異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。
※神戸市外で接種する場合は、接種前に別途手続きが必要です。手続き方法は、「市外の医療機関等での予防接種の受け方」をご確認ください。なお、事前の手続きを行わずに神戸市外で接種した場合は、接種料金の補助はありませんので、あらかじめご了承ください。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、定期接種で使用される「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌ワクチン)」は、そのうちの23種類の血清型の侵襲性肺炎球菌感染症(※)を4割程度予防する効果があります。(この23種類の血清型は、成人の侵襲性肺炎球菌感染症の原因の約4~5割を占めるという研究結果があります。)
※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。
肺炎球菌ワクチンの接種後にみられる主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。また、他の病気が偶然重なって現れることもあります。
重大な副反応として、まれにアナフィラキシーショック(じんましん、呼吸困難等)、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が現れることもあります。
接種をご希望される方は、かかりつけの医療機関・医師とよくご相談をしたうえで接種を受けてください。
また、接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐ医師にご相談ください。
接種方法は、以下の2種類があります。 1.医療機関で接種するご自身のかかりつけ医で接種が可能かどうかをご確認ください。 ご自身が入所している施設で接種ができる場合があります。入所施設にお問い合わせください。 |
このワクチンは65歳の方が対象の制度ですので、5年ごとに案内することはありません。費用補助を受けられる方は23価肺炎球菌ワクチンを初めて接種される方です。公費・自費に関わらず、過去に接種された方は費用補助の対象となりません。 |
70歳以上の方の接種の案内はありません。 |
肺炎球菌ワクチンの効果について明確な持続期間は確立されていませんが、専門家による見解において、初回接種から5年以上経過した場合は再接種の対象とされています。ワクチンの接種回数については、特に規定はありませんので、再接種により得られる利益と、注射部位の副反応のリスクについて接種医に相談のうえ、接種をするかどうかご判断ください。2回目以降の接種は全額自己負担となります。 |
ニューモバックスNP(23価肺炎球菌ワクチン)は、5年以内に再接種した場合、注射部位の痛みや腫れなどが強く出ることが懸念されるため、多くの方が接種する定期予防接種として、安全性が十分に確認されている「初めて接種される方」が対象となりました。 |
接種券ハガキが届いた方で、無料で接種できる方は生活保護世帯・市民税非課税世帯に属する方、神戸市の公害被認定者、中国残留邦人等支援給付制度受給者の方です。 |
再発行可能です。申請方法について、詳しくは「高齢者の予防接種券の発行」をご確認ください。 |
シニア予防接種コールセンター
【電話番号】078-777-4349(FAX:078-291-5953)
【受付時間】月~金(土日祝除く)8時45分~17時30分
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