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地域で行われている取り組みを、ご紹介します。
菅の台地域は、地下鉄名谷駅の南西に位置し、昭和50年に須磨ニュータウンとしてまち開きが始まり、50年経ちます。少子高齢化がまちの課題になっています。防コミ活動は、平成8年度から活動を始め、災害に対して住民の安全安心を第一に考え、種々の防災活動を実施しています。
先の阪神・淡路大震災を教訓に、南海トラフ地震や自然災害に備えて訓練を重ねています。最近は、災害時の防災知識の習得を体験型で学んでいます。内容として起震車「ゆれるん」の体験をはじめ、煙道体験、「ふっQすいせん」を利用した給水訓練、AEDの使い方、防災工作、ARゴーグルを用いた火災及び消火体験訓練を行いました。毎年100名を超える住民が参加しています。
菅の台防コミ内の12地区自治会・管理組合の住民を対象に、各地区へ出向き、訓練を実施しています。内容は、座学(減災ガイド・住宅用火災警報器の知識)、実技(搬送法・消火器の操作法訓練・AEDの使用法)を行っています。
神戸市初の地域コミュニティによる市民救命士養成機関としてスタートしました。「一家に一人市民救命士を」をスローガンに既に60回以上開催し、地域住民の300名以上が受講しています。最近では、小学校の教員の講習会を支援しています。現在5名のインストラクターが活躍しています。
毎年1月17日を中心に、全学年を対象に防災学習を実施しています。学年毎のカリキュラムがあり、6年間で修了するようにしています。6年生に対して、卒業前に菅小防災学習履修修了証が贈られます。
75歳以上の単身者を対象に、災害時に地域が支援する取り組みを行っています。支援者に対して、日常的な見守りや災害時の対応等を構築し、災害弱者の支援に取り組んでいます。今年度は、無事を知らせる「無事ですタオル」を配布しました。