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特に気を付けるべき火災、今知ってほしい情報について紹介します。
現在、全国的に林野火災が増加しています。
これから登山やハイキングなどを楽しむ行楽シーズンを迎えます。林野での喫煙やたき火などの火気を取り扱うときは特に以下の点を気を付けましょう。
林野での出火防止にご協力お願いします。
・周囲の確認と消火の準備
枯草などの燃えやすいものの近くで火を使わない。事前に消火用具の準備を行う。
・その場を離れない
必ず複数人で行い、空気が乾燥している、強風が吹いているときは中止または延期する。
・消えたことを確認する
火を使ったあとは必ず消火を忘れない。
農業などによる焼却火が増えるこれからの時期。
神戸市内では2020年~2025年(1月28日まで)で野焼きにより死者3名、負傷者22名が発生しています。
農業などによる焼却は大変危険ですので、注意して行ってください。
強風時や乾燥注意報発令時などは、火災に発展する可能性が高いので、中止または延期を検討してください。
「火災から”命”をまもるために」に注意点を掲載しています。
近年、電気器具類を原因とする火災が増加しています。特にリチウムイオン電池からの火災が増えています。
リチウムイオン電池は以下のようなものに搭載されています。
・スマートフォン
・モバイルバッテリー
・電動アシスト付自転車など
火災の実験動画ではリチウムイオン電池の火災についても紹介しています。
・破損、膨張など異常のある場合は使用しない。
・熱くなる場所に放置しない。
・むやみに分解、修理、改造しない。
・水のかかる場所で使用しない。
・耐用年数を超過した製品は使用しない。
・リコール情報を確認する。
通電火災とは大規模な地震などに伴う停電が復旧した際に発生する火災のことです。
阪神・淡路大震災では神戸市内で157件の建物火災が発生しましたが、そのうち33件が通電火災でした。
この火災の一番の怖さは、地震発生とともに出火するのではなく、避難後、無人となった室内から時間差で出火します。発見や初期消火が遅れ、地震で物が散乱した室内で、あっというまに火災が拡大します。