最終更新日:2025年4月1日
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2020年10月1日から、子育て世帯の経済的負担軽減のため、予防接種料を一部補助しています。
おたふくかぜワクチンは、予防接種法に基づかない接種(任意接種)です。
保護者の方は、予防接種による効果と副反応をご理解のうえ、お子さまへの接種を判断してください。
詳しくは、リーフレットをご覧ください。
以下の両方に該当する方
【注1】おたふくかぜにかかったことがある方は対象外です。
【注2】2020年10月1日以降の接種が対象です。
2,000円(上限)
【注1】補助できるのは、1人1回限りです。
【注2】医師の判断により予防接種を行わない場合があります。この際に発生した診察料は自己負担となりますので、あらかじめご了承ください。
【注1】市外の病院で実施した接種は、払い戻し(還付)の対象となりません。
【注2】おたふくかぜワクチンは、1歳から接種できます。日本小児科学会では予防効果を確実にするために、1歳と小学校就学前1年間の2回接種を推奨しています。2回目の接種については主治医とご相談ください。
接種可能な日時は医療機関によって異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。
おたふくかぜは、流行性耳下腺炎あるいはムンプスとも呼ばれ、ムンプスウイルスの感染によって起こる全身性感染症です。耳下腺・顎下腺等の腫れと痛みを主症状とします。基本的には飛沫感染ですが、患者の唾液等による直接・間接の接触感染もあります。
おたふくかぜの合併症として最も多いのは無菌性髄膜炎で、頻度は1~10%とされます。難聴は約1,000人に1人くらいの頻度との報告があり、感音性難聴は発症すると聴力の回復は困難です。まれに脳炎、膵炎、精巣炎、卵巣炎などを起こすことがあります。おたふくかぜによるこれらの合併症は、予防接種で防げます。
おたふくかぜワクチンの接種により9割程度の方が抗体を獲得するといわれています。予防接種を受けても、おたふくかぜにかかることもありますが、症状は軽くなります。また、お子さまの体調や体質によって、免疫ができないこともあります。
接種後、10~14日後に微熱が出たり、耳の下、頬の後ろ、あごの下などが腫れる場合がありますが、自然に治ります。また、接種後3週間前後に、接種を起因とする無菌性髄膜炎が、4万接種に1例程度発生するとされていますが、おたふくかぜにかかった場合に比較してその頻度は低く程度も軽いです。