最終更新日:2025年4月17日
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神戸市内で、敷地内および周囲に1メートルを超える高低差がある敷地で建築物を計画される際は、用途・規模に関わらず、がけ条例の検討が必要です。
がけ条例は確認申請で審査を行うため、市に届出などをする必要はありません。
なお、条例の内容は最低限度の基準を示していますので、敷地の状況に応じて、安全性の確保のために必要な検討をしてください。
注1:小段などによって分離されたがけであっても、がけの下端に対し30度をなす面の上方に上層の地表面が含まれる場合は一体のがけとみなします。
建築物の基礎を安息角30度以下に根入れ(注2・3)
ただし、以下のいずれかに該当する場合、措置を不要とすることができます。
なお、措置の要否にかかわらず、がけの安全性が外見上確保されている(注5)ことを確認してください。
以下のいずれか
ただし、以下のいずれかに該当する場合、措置を不要とすることができます。
なお、措置を不要とする場合、がけの安全性が外見上確保されている(注5)ことを確認してください。
注2:がけの土質により安息角を30度以上とすることができます。
神戸層群の岩・花崗岩など(風化の著しいもの):35度
注3:基礎の根入れとは、深基礎・杭・ラップルコンクリート・地盤改良などを指します。
注4:過去の造成履歴は許可および検査済の有無を調べてください。
建築住宅局建築指導部建築調整課①窓口(三宮国際ビル5階(外部リンク))にて、工作物の確認申請・完了検査をお調べください。
注5:「がけの安全性が外見上確保されている」かの判断は設計者によります。外見上の判断にあたっては「宅地擁壁の健全度評価・予防保全マニュアル」等が参考になります。確保されていない場合は、擁壁のやり替えや補修が必要です。
注6:待ち受け擁壁および基礎の立ち上げ高さ、また公共施設の管理者についての詳細は「神戸市建築物の安全性の確保等に関する条例第20条(逐条解説)(PDF:270KB)」を参照してください。
神戸市建築物の安全性の確保等に関する条例第20条
神戸市建築物の安全性の確保等に関する条例施行規則第10条