IHEAT(アイヒート)とは
IHEAT(Infectious disease Health Emergency Assistance Team)とは、感染症のまん延等の健康危機が発生した場合に、地域での保健師等の専門職が保健所等の業務を支援する仕組みです。
神戸市では、IHEAT要員として登録いただける方を募集しています。ご協力いただける方は、以下の内容をご覧いただき、登録申請フォームからご登録をお願いします。
(IHEATの制度に関する経緯)
- 2020年9月厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により更なる保健所の体制強化が求められたことを踏まえ、都道府県単位で潜在保健師等を登録する人材バンクを創設し、支援の要請があった保健所等に対し潜在保健師等を派遣する仕組み(IHEAT)の運用を開始した。
- 2022年12月地域保健法が改正され、IHEATが法定化された(2023年4月1日施行)。また、地域保健対策の推進に関する基本的な指針において、保健所設置自治体は、IHEAT要員による支援体制を確保することとされた。
IHEAT要員募集対象者
- 主に以下の資格を持ち、感染症のまん延等の健康危機発生時に神戸市職員(会計年度任用職員)として保健所業務への支援が可能な方。
※医師、保健師、看護師のほか、歯科医師、薬剤師、助産師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士等
主な業務
健康危機発生時に、保健所等の業務を支援するため、主に以下の業務を実施することを想定しています。
※状況に応じて支援を依頼させていただく活動内容は異なります。
- 積極的疫学調査等、感染症のまん延等の健康危機に対応するための保健所等の業務
- 保健所の通常業務(健康づくり、精神保健、難病対策等)
研修の受講
IHEAT要員登録後、健康危機発生時に速やかに保健所等の業務を支援いただけるよう、毎年度研修を実施します。年1回以上の受講をお願いします。詳細は、IHEAT要員の方へメール等にてお知らせします。
募集にあたって留意事項
- IHEAT要員となるには、IHEAT運用支援システムへの登録が必要です。
- 実際に業務に従事するためには、健康危機発生時に別途、選考試験(面接等)を経て会計年度任用職員として採用される必要があります。
- IHEAT要員の本業の雇用主や直属の上長等は、著しい支障のない限り、当該IHEAT要員が要請に応じて支援業務を実施するための配慮をするよう努めることとされています(地域保健法第21条第2項)。本ホームページ等を活用して、IHEATの制度の概要や業務内容をあらかじめ雇用主等と共有し、理解を深め、健康危機発生時に速やかに支援を行っていただけるよう準備をお願いします。
登録方法
上記の留意事項等を確認し、以下の流れに沿って登録手続きを行ってください。
- 「神戸市IHEAT登録申請フォーム」で仮登録の申請を行ってください。
- 神戸市IHEAT担当にて、申請内容を確認し、IHEAT運用支援システムへ仮登録を行います。
- 仮登録後、申請いただいたメールアドレス宛に、IHEAT運用支援システムから仮登録完了のメールを送信します。※仮登録申請から仮登録完了のメールの送信まで、数日程度かかります。
- 仮登録完了のメールを受信したら、メールに記載のURLにアクセスし、IHEAT運用支援システム上で本登録を行ってください。
- 本登録が終了後、IHEAT要員の登録が完了します。
※本登録が完了しない場合、研修のご案内等をお届けできません。
※本登録後に、転居等、登録内容に変更が生じた場合は、速やかにシステムの登録情報の更新を行ってください。
関連リンク
お問い合わせ
神戸市健康局保健所保健課感染症担当
〒650-8570
神戸市中央区加納町6丁目5番1号
TEL 078-322-6789
FAX 078-322-6763
Mail hokensyokansenshou@city.kobe.lg.jp