最終更新日:2026年7月30日
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海外の流行地域で感染した輸入症例が国内で継続的に報告されています。海外渡航歴のない国内感染事例は約70年間報告されていませんでしたが、2014年8月には、東京都内の公園等を感染推定地域とするデング熱の国内感染事例が発生しました。神戸市においてもデング熱患者の発生が報告されていますが、これまでのところ、その多くは東南アジアを中心とした海外で感染した事例です。
神戸市では国の指針に基づきデング熱・チクングニア熱・ジカウイルス感染症の検査をしております。詳細は下記のPDFでご確認ください。
デング熱は、デングウイルスを持った蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)に刺されることによって生じる急性の熱性感染症です。ヒトからヒトへ直接感染することはありません。
すべての蚊がデングウイルスを持っているわけではないので、蚊に刺されたというだけで心配する必要はありません。
発熱、頭痛、筋肉痛、皮膚の発疹などが主症状です。感染しても、発症しない場合もあります。
一度デングウイルスに感染して回復した後、2回目の感染をおこすと出血様症状を呈し、重症化することがあります(デング出血熱といいます)。
デング熱は熱帯・亜熱帯地域で広く流行しており、東南アジア、南アジア、中南米を中心に患者が報告されています。このほか、アフリカ、オーストラリア、南太平洋地域でも発生しています。最新の情報は、厚生労働省検疫所(FORTH)のホームページ等でご確認ください。
特異的な治療法はなく、症状に応じた治療(対症療法)が中心です。
デング熱の発生地域へ渡航する場合は、長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用したりして、蚊に刺されないように注意してください。また、海外からの帰国者は、体調に異常がある場合は、到着した空港等の検疫ブースで検疫官に申し出てください。帰国後に症状が認められた場合は、医療機関を受診し、海外への渡航歴を告げてください。