姉妹都市:仁川広域市

最終更新日:2025年1月20日

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神戸市と2010年4月6日に姉妹都市提携を結んだ大韓民国の仁川広域市について紹介します。

仁川広域市について

仁川広域市は、大韓民国の西北部、首都ソウルから西に40キロメートルに位置する韓国を代表する港湾都市の一つです。人口は約300万人で、広域市に指定されています。ソウル、釜山に次いで韓国で3番目の人口規模を誇りますが、ソウルへの通勤通学客が非常に多いなどソウルとの関係は非常に密接です。2001年に仁川国際空港が開港したことで韓国の空の玄関口となりました。韓国に旅行に行かれる方には、お馴染みの街となっているのではないでしょうか。
 
  • 人口:約300万人(神戸市:約150万人)
  • 面積:約1050 km2(神戸市:約550km2
  • その他

地図

大韓民国の関門都市

空港

仁川国際空港
仁川国際空港は、世界空港サービス評価で12年連続1位を記録しました。首都ソウルまで28km、全国どこでも半日生活圏という優れた交通アクセスと物流の発達により、韓国の現代化と発展を牽引してきました。
 

仁川港

仁川港
仁川港は1883年の開港以来、国の経済発展において中心的な役割を果たしてきました。2015年に完成した新港は超大型コンテナ船舶も接岸が可能であり、自動化荷役装備の導入などを通じて最先端の港湾として位置づけられています。

韓国初の経済自由区域を持つ国際都市

自由経済区

2003年に韓国で初めて経済自由区域として指定されました。バイオ(BT)、5世代移動通信(5G)、情報通信(IT)、人工知能(AI)などの未来新産業の拠点であり、流通と物流、そして観光・MICE産業の中心地となっており、神戸市を含む多くの姉妹友好都市と様々な分野で相互交流・協力が行われています。

相反する魅力が共存する都市

支石墓

支石墓のような先史時代の遺跡から最先端の経済自由区域に至るまで、時間の歴史が市内の隅々に刻まれていることや、伝統的な農・漁村地域と産業団地、経済自由区域などが調和を成しているなど、相反する要素が共存している点が、仁川の魅力です。

仁川広域市ホームページ

仁川広域市のホームぺージ(日本語)(外部リンク)

姉妹都市提携の経緯

阪神・淡路大震災から15年を迎えるに際して、神戸市の発展につながる人・もの・情報の流れを創出するため、地理的に近く経済成長著しいアジア地域の都市との交流が重要であるとの考えから、地理的に最も近く、経済的・文化的つながりの最も深い国である韓国の都市との新たな都市間交流を検討することとなりました。
検討や調査を経て、仁川広域市に対して、姉妹都市提携の申し入れを行うこととなり、2009年12月、双方で姉妹都市提携の合意に至ることができました。2010年4月には、神戸市長、神戸市会議長などが、仁川市を訪問し、4月6日に仁川市役所において姉妹都市提携書に調印しました。その後、同年8月6日には仁川市長も神戸を訪れ、具体的な交流事業計画を定めた姉妹都市交流事業協定書を神戸市役所において調印しました。
 
調印

姉妹都市提携日

2010年4月6日(仁川にて姉妹都市提携を締結)

これまでの交流

2024年

ファン・ヒョジン・グローバル都市政務副市長の神戸来訪

8月5日、ファン・ヒョジン・グローバル都市政務副市長が、神戸に来訪し、2025年の提携15周年に向けた交流等について久元市長らと意見交換を行いました。また、ポートタワーの視察や、小原副市長との昼食会などを通じて両市の交流を深めました。

表敬

昼食

ポートタワー

モニュメント視察

2023年

  • 10月、「2023グローバル青少年平和キャンプ」に葺合高校の生徒8名が現地で参加し、韓国・中国・タイ・マレーシアの高校生と交流を実施しました。

2022年

  • 月から9月にかけて、「2022東アジア青少年平和キャンプ」(4月~9月)に葺合高校・科学技術高校の生徒がオンライン参加し、韓国・中国・ロシアの高校生と交流しました。
  • 8月、神戸市と仁川市の高校生26名がオンラインで交流しました。
  • 9月、第58回「仁川市民の日」における神戸市増田市長室長からの祝賀メッセージを送りました。また、仁川市主催の海外の災害安全事例を共有する「第7回災害安全展示会」で、災害現場・復興に関する写真動画提供で協力しました。
  • 12月、仁川広域市議会行政安全委員13名が来神し、久元市長・安井議長を訪問されました。また、災害対応システムや消防・安全対策について、危機管理室・消防局と意見を交換しました。

2021年

  • 11月、仁川広域市、UNESCAP北東アジア事務所主催の「低炭素国際都市フォーラム」に神戸市エネルギー政策課がオンラインで参加し、「水素スマートシティ神戸構想」を紹介しました。

2020年

  • 11月27日、姉妹都市提携10周年を記念して、仁川広域市、ブリスベン市、大邱広域市の3都市合同のオンライン写真展「Kobe Sister-City Anniversary Photo Exhibition」を開催しました。

写真展での市長メッセージ

朴市長

大韓民国仁川広域市は、日本神戸市とこれまでの10年間、公務員研修や記念造形物の交換など、両都市の間で友好的な交流が続いてきたことに対し、感謝の意を表します。

新型コロナウイルスの影響下において、交流10周年を記念し、神戸市が「ウェブ写真展」を開催されることは大変意義深いものであると考えます。

本展示を通じてお互いをより理解し、友情が深まるきっかけとなることを願います。

2020年11月 
仁川広域市長 朴 南春 

 

久元市長

神戸市と仁川広域市は、2010年4月に姉妹都市を提携してから10年間、青少年交流など様々な分野で交流が進んでまいりました。

現在、世界的に新型コロナウイルス感染症の拡大が続いている状況であり、残念ながら、訪問による交流は難しい状況ではありますが、WEB写真展という形で、両市の交流が実現できますことを大変嬉しく存じます。

本写真展が、両市民の親しみと理解を一層深める契機となり、両市のさらなる友好交流の醸成につながることを心より願っております。

2020年11月
神戸市長 久元喜造

2018年

  • 11月に人材交流の一環として、仁川広域市の職員14名が神戸を訪れ、都市プロモーション・防災に関する研修を実施しました。

2017年までの交流(PDF:279KB)

市内の関連モニュメント

海の旅、仁川から神戸まで
(ポートアイランドしおさい公園(神戸学院大学西側))

モニュメント
「海の旅、仁川から神戸まで」
2012年11月に仁川広域市より神戸市に贈られたモニュメント。神戸と仁川が姉妹都市としてお互いに交流する姿を、海の上の空を自由に飛ぶカモメにイメージされたもの。

 

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お問い合わせ先

市長室国際部国際課