姉妹都市:リオデジャネイロ

最終更新日:2025年1月20日

ここから本文です。

リオ風景1

リオ風景2
リオ風景3
Rio4
リオ風景5
神戸市と1969年5月19日に姉妹都市提携を結んだブラジル連邦共和国のリオデジャネイロ市を紹介します。
 

リオデジャネイロについて

神戸市と姉妹都市を結んでいるリオデジャネイロ市はどのようなところなのでしょうか?
リオデジャネイロ市は、ブラジル連邦共和国の南東部に位置し、人口600万人以上を擁するブラジル第2の大都市で、1960年まではブラジルの首都でした。国内有数の観光都市、港湾都市であり、「リオ」の愛称で親しまれています。

 
  • 人口:約670万人(神戸市の4倍以上)
  • 面積:1,260㎢(神戸市の2倍以上)
  • 言語:ポルトガル語
  • その他
リオデジャネイロ州の州都
 
1960年までブラジルの首都

 

ブラジル

リオデジャネイロの有名なもの

リオのカーニバルが世界的に有名です。また、コパカバーナ、イパネマなどのビーチも世界有数のリゾートとなっています。コルコバードの巨大なキリスト像も、リオデジャネイロのシンボルとなっています。
 

ビーチ

リオデジャネイロ市内には数多くのビーチがありますが、なかでも コパカバーナ、イパネマが有名です。コパカバーナは、全長4kmにもなる巨大なビーチでリオ観光の定番になっています。他方で、イパネマは地元に愛されるビーチになっているようです。

キリスト像

リオデジャネイロの象徴ともいえるのが、コルコバードの丘にそびえるキリスト像です。この像は、ブラジルの独立100周年を記念して建てられたもので、中は礼拝堂になっています。

サンバ

リオデジャネイロと言えば、リオのカーニバルを真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。世界最大級のサンカーニバルは、毎年キリスト復活祭から40日遡った時期である2月から3月に開催されており、期間中は参加者と観光客あわせて40万人近くがリオデジャネイロに集結し、カーニバルを盛り上げます。

  リオデジャネイロ市ホームページ

リオデジャネイロ市のホームページ(外部リンク:ポルトガル語)

姉妹都市提携の経緯

1968年5月、当時の在神戸ブラジル総領事代理のファースト・カルドーナ氏から、当時、ブラジルの旧首都であるリオデジャネイロとの姉妹都市提携の勧めがあり、同年11月にフランシスコ・ネグラン・リマ市長より正式な提携申し込みがありました。

1969年5月19日、リオデジャネイロ市において、神戸市長とグアナバラ州知事が姉妹都市提携共同宣言に調印し、正式に提携が成立しました。以来、両市において様々な交流を行っています。

提携文

姉妹都市提携日

1969年5月19日

神戸と移住の歴史

神戸とブラジルへの移住の歴史には深い関係があります。

移民船「笠戸丸」

明治後期から、日本政府は人口問題への対処という観点から、海外への移民政策を進めていました。1908年4月、最初のブラジルへの移民船「笠戸丸」が出発したのは、神戸港でした。その後も、多くの方が移住していきましたが、移住者が多くなるにつれて、出発前に一時滞在し、パスポートの交付、ビザの申請、予防接種、健康診断など、出港前の準備などを行ための施設の必要性が認識されるようになっていきます。

笠戸丸

国立移民収容所

そこで、1928年、神戸に「国立移民収容所」が開設され、戦前から戦後にかけて、多くの日本人がブラジルなどの中南米に移住されていきました。これらが契機となって現在でも多くの日系ブラジル人の方が現地で活躍されています。

海外移住と文化の交流センター

かつて国立移民収容所であった建物は、現在は、海外移住と文化の交流センターとして、移住の歴史を伝えるミュージアムにもなっています。ここには自らのルーツを辿るため、多くの日系ブラジル人が来訪されており、神戸とブラジルを繋ぐ重要な施設となっています。

移住センター

これまでの交流活動

2025年

外務省地方連携推進室グローカル通信への掲載

外務省地方連携推進室が、自治体間の国際交流等を紹介しているメールマガジンであるグローカル通信1月号で、リオデジャネイロ市との提携55周年記念事業等について寄稿しました。掲載された寄稿記事「神戸とリオデジャネイロをコーヒーでつなぐ」はこちらからご覧ください。
 

2024年

U20国際会議への出席

  • 本年11月、リオデジャネイロでG20サミットが開催されました。このG20サミットに関連して世界中の都市が参加するU20国際会議にリオデジャネイロ市よりゲストシティとして神戸市を招待いただきました。小原副市長がU20に出席し、神戸市の政策を世界にPRする機会を得たほか、リオデジャネイロ市長はもちろん、世界各都市の市長などと意見交換することができました。

U20-1
小原副市長によるプレゼン

U20-2
パエス市長

U20-3
ニール・リオ市国際局長

U20-4
モリ・欧州評議会地方自治体会議事務局長

 

神戸のカフェに55(Go Go)!!キャンペーン(姉妹都市提携55周年記念事業)

55キャンペーン

リオデジャネイロ州議会での神戸パネル展

  • 8月20日(火曜)~30日(金曜)にかけて、リオデジャネイロ州議会(ALERJ)でも、姉妹都市提携55周年を記念した神戸パネル展が開催されました。

州議会1
リオデジャネイロ州議会

州議会2
神戸紹介パネル

州議会3
真鍋総領事による紹介

 

リオデジャネイロ市議会姉妹都市55周年記念特別セッションの開催

  • 6月24日(月曜)、リオデジャネイロ市のエリゼウ・ケスラー市議会議員や、真鍋在リオデジャネイロ日本国総領事などの協力の下、リオデジャネイロ市議会で、神戸市・リオデジャネイロ市の姉妹都市提携55周年を記念する特別セッションが開催されました。
  • この特別セッションでは、久元市長がビデオメッセージで挨拶を述べました。ほかにも、現地在住の音楽家である熊本尚美さんとMAKOさんにつくっていただいた記念曲「神戸とリオ、繋がる想い」が、日本人学校生徒などの合唱によって披露されました。

特別セッション1
神戸紹介パネル

特別セッション2
神戸在住ブラジル人児童が描いた絵画作品

特別セッション3
神戸紹介パネル

特別セッション4
久元市長挨拶

在リオデジャネイロ日本総領事館主催天皇誕生日祝賀レセプションでの神戸の紹介

  • 2月7日(水曜)、各界要人がたくさん出席される日本総領事館が主催する天皇誕生日祝賀レセプションで55周年を記念して、神戸を紹介するパネル展示を実施いただきました。

天誕1

天誕2

天誕3

2022年

  • 12月 ・外務省在リオ・デ・ジャネイロ日本国総領事館より依頼を受け、ジョイス・トリンダージ女性活躍局長が来神しました。市長室長と神戸での女性活躍等の現状についての意見交換したほか、海外移住と文化の交流センターを視察いただきました。

女性局長1

女性局長2

 
  • グアナバラ州がリオ州に合併された際の手続きに不備があり、姉妹都市リストの中から神戸市が漏れていたことが発覚しました。しかし、リオ市議会の尽力により2021年10月にその状況が修正されました。手続き面の不備が生じていただけで、姉妹都市提携は継続していたのですが、2021年10月の法律により、当該状況が正式に修正されることを受け、それを記念する文書に署名を行う式典がリオデジャネイロ市議会で開催され、久元市長からの祝辞と共に、神戸市の紹介動画を放映しました。

市議会祝辞1

市議会祝辞2

市議会祝辞3

2019年

姉妹都市提携50周年を記念し、各種記念事業を行いました。

  • 5月の神戸まつりでは、50周年を記念し、リオデジャネイロからダンサーが来日し、サンバを披露し、会場を盛り上げました。
  • 姉妹都市提携50周年を記念して、ブラジルのテレビ局「グローボ社」が神戸に来訪し、海外移住と文化の交流センターや相楽園など市内施設を取材され、9月にブラジル国内で神戸特集が放送されました。
  • 10月、日伯協会と共催で、神戸文化ホールにおいて、神戸出身でリオ・デ・ジャネイロ在住のフルート奏者熊本尚美さんやヴォーカリストMAKOさんらによる「ブラジル音楽祭in KOBE」を開催しました。また前日には、ブラジル音楽を体験するワークショップを日伯協会主催で開催しました。
  • 10月から12月まで、海外移住と文化の交流センターにおいて、企画展「リオと言えばカーニバルでしょ!!」を開催しました。

50周年1

50周年2

50周年3

2017年までの交流(PDF:84KB)

神戸市の姉妹・友好・親善協力都市のページへ戻る

お問い合わせ先

市長室国際部国際課